「ほらほら、オタクくんがずっと見たがってたアタシの生おっぱいだよ~♡ どうせ我慢なんてできっこないんだから、それならさっさと堕ちてたくさんえっちしようよ♡」
「ア、アタシの真似なんかしないでよ、気色悪い! 言っておくけど、そんなん見せられたところで何とも思わないんだからね……!」
双葉さんは口ではそういうものの、ズボンの下で僕の身体の股間をムクムクと大きくさせていった。
……いや、元・僕の身体か。僕の身体はもうエロくて可愛い巨乳ギャルそのものになっているのだから、こんな不細工なオタク男子を自分の身体だなんて思う必要はもう無いだろう。
図書館の隅で埃を被っていた真っ黒な表紙の薄汚れた本。それは古くから伝わる黒魔術の秘伝書だった。
色々と胡散臭い黒魔術が書かれていたけれど、その中でも特に僕の興味を引いたのは『換魂の儀式』だ。
半信半疑ながらもたまたま目についた女子大生とおじさんにそれを使って、秘伝書に書かれていることが本物だと確信したのがつい昨日のこと。
その時の光景と興奮がすっかり忘れられなくなった僕は、早速クラスメイトの双葉さんを相手に『換魂の儀式』を使っているのだ。
こうして魂が入れ替わっているのはまだ第一段階でしかなく、この状態のまま24時間が経過すれば元に戻り、同じ相手とは二度と入れ替われなくなってしまう。
それを回避する手段が第二段階、入れ替わった相手の方からこちらに手を出してもらうことだ。
そうすれば相手はこのカラダを『他人』と認めたことになり、双葉さんの肉体は正式の僕の所有物となる。
儀式の手順上、そのことは既に双葉さんに伝えているのだが……見たところ、その時はすぐに訪れそうだ。
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