太刀葉が目を覚ました瞬間、部屋の中が一瞬静まり返った。
彼女はキョロキョロと辺りを見回し、隣にいる白葉(中身は清彦)に視線を向けた。
「ん? なんで白葉がここにいるの? 清彦はどこ?」
太刀葉の声には少しだけ眠気と戸惑いが混じっていた。
白葉(清彦)は一瞬ドキッとしたがすぐに平静を装って口を開いた。
「えっと、清彦君がコンビニに買い物に行こうって玄関を出たところで偶然私が通りかかったの。
そしたら清彦君が『太刀葉が寝てるけど、俺買い物行くから上がってて』って言ってくれてさ。で私ここで待ってたってわけ」
白葉の声色を真似ながら清彦はなんとか誤魔化そうと笑顔を浮かべた。
太刀葉は少し首をかしげながらも、特に疑う様子もなく頷いた。
「ふーん、そうなんだ。まぁ、清彦の家で三人で遊ぶこと多いしね。別に不思議じゃないか♪」
彼女はそう言って軽く伸びをするとベッドの端に腰を下ろした。
その時、太刀葉がニヤリと笑いながら白葉(清彦)の方を見た。
「ねぇ、白葉。清彦が戻ってくるまでさ、時間あるし……エッチする?」
太刀葉の声は冗談っぽく軽い調子だったが、彼女の目にはどこか悪戯っぽい光が宿っていた。
白葉(清彦)は一瞬固まった。
Post too long. Click here to view the full text.