「これが、女子の身体……」
俺は鬼の清丸。かつて武士の敏乃新という男に討伐された。
生憎と鬼の身にも輪廻転生の慣わしはあるようで、転生することとなった。
通常では転生を行った魂の記憶、いわゆる前世の記憶は呼び起こされないものだ。
だが、何があったのか、転生先の肉体で俺の意識は目覚めた。
身体を見下ろし、男の時には存在していなかった膨らんだ胸を見下ろし、手を添えてみる。
触れた感触、触られた感触を同時に知る。女子の乳房とは、ここまで柔らかいものだったか…。
何があった。俺は周囲を見やり、状況を確認しようとする。
そして俺が転生したこの女子の記憶はどうなったのだ。
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