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黒魔術師の家系に生まれた俺は、ある種族に強い憧れを抱いていた。
最上級魔族の淫魔、いわゆるサキュバスってやつだ。
最初は家の奥に封印されていた魔導書の奥義、入れ替わりの魔法でサキュバスと入れ替わろうと思っていたんだが、まずサキュバスと出会えない上に最上級魔族には高い魔法耐性があったため、断念した。
そのため俺が代わりに行ったのが……
「悪いね会長、俺が最高のサキュバスになるには、会長ぐらい綺麗な女の身体がどうしても必要だったんだ♡」
「や、やめて……私の身体、返して……!」
校内で一番俺好みの顔をしてる生徒会長、斉藤太刀葉の身体を入れ替わりの魔法で手に入れ、彼女の身体で淫魔化の魔法を使うことでサキュバスへと生まれ変わるプランだった。
計画は成功し、俺は太刀葉の肉体で淫魔化し、サキュバス・タチハへと生まれ変わることに成功したのだ。
淫魔化の影響でこの身体と一緒に俺の魂もサキュバスに相応しい形に変化したようで、太刀葉の身体と俺の魂は互いこそ自分の魂と肉体に相応しいと思い合うほど馴染むことにも成功したようだった。
入れ替わった直後は元の俺の身体と魂が繋がっている気がしたが、今はその感覚もなくなって、このカラダに俺の魂が繋がっている感じがする。
「じゃ、淫魔としての初仕事といこうかな?」
「や…やめっ……」
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「『魅了』」
俺はサキュバスの本能に従い、太刀葉の魂が入った元の俺の身体に魅了の魔法をかける。
俺の目からすぅっ、と光が消え、代わりにハート型の模様が浮かぶ。
本来は魂まで効果が及ぶところ、魅了出来たのは身体だけのようだが、今は十分だ。
お腹がかすかにくうぅぅ……と空腹を訴える。
サキュバスになったばかりのこのカラダが、目の前にいる男(エサ)に食欲を刺激されているのが感じられる。
元の俺のズボンのチャックを下ろし、チンポを取り出す。
魅了により強制勃起した陰茎を、俺は躊躇なく口に含む。
(ん……うまい……!)
淫魔のカラダになったせいか、肉棒を咥えることに一切の抵抗感はなかった。
むしろ目の前のごちそうにありつきたい一心で、じゅぼっ、じゅるっ、とチンポをしゃぶる。
亀頭を舌で包み込み、裏筋を舐め上げ、尿道を舌先でほじくり回し、吸い上げる。
口淫の経験も知識もないのに、このサキュバスボディは本能的に男を責めるテクニックを知っているようだ。
肉棒の先からは先走り汁が溢れだし、口の中に苦味が広がる。
元俺の表情もどこか恍惚としたものになり、俺のフェラで太刀葉の魂まで陥落しつつあるのを感じる。
(堕ちろ!魂までオスに染まっちまえ!)
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「んぐぉおぉっ♡だめっ、射精るぅっ♡♡」
「んぶっ♡むぐぅっ♡……んくっ♡ごきゅっ♡」
遂に元俺のチンポから、白い液体が吐き出された。射精の瞬間を本能で捉えた俺は、その刹那にチンポを喉奥まで咥え込み、自らの肉体だった男としての精力の塊を体内に受け入れた。
このサキュバスのカラダは男だろうが女だろうが簡単に魅了することができるし、吸精も誰にだって行えるのだが、物理的な精力そのものを吸収する感覚は精液からしか味わうことができない。
元自分で、男のチンポ。魂が覚える拒否感を、肉体が織りなす快楽がいとも容易く凌駕して、気付けば俺は至高の快楽を味わいながら精液を飲み込んでいた。
「はぁ〜っ♡最っ高だぁ……♡このカラダ……♡」
「はぁ……はぁっ……くぅっ……」
興奮で昂った身体を慰めるべく、身体は勝手に両手で乳首と股間をまさぐってしまう。その度に得られる女としての快楽は男のものとは比べ物にならないほど極上のもので、ますますこの身体を手放したくないと思わせてくれる。
もっと気持ちよくなりたいという肉体の願いと、目の前の男をもっと気持ちよくさせてこの身体を正式に貰いたいという魂の願いは一致し、俺を次なる行動へと導いていた。
「今度は、こっちに挿入れてあげるね♡」
「ぅあ……」
俺がそう宣言した瞬間、元俺のチンコがビクンッ!と跳ねるのを俺は見逃さなかった。その肉体は完全に男の性欲に乗っ取られてしまっており、そしてその体内に閉じ込められた魂もまた、性欲に汚染され、支配されようとしていた。
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「でもその前に♡おちんぽ応援してあげないとね♡」
パチン、と指を鳴らすと、俺の身に着けていた制服が黒いモヤとなる。
俺の身体にまとわりついたモヤは、チアリーディング部で普段太刀葉の着ているユニフォームへと姿を変える。
「んんっ…♡キツっ……♡」
胸を締め付ける衣装の感覚に、思わず声が出てしまう。
ぴったりとしたノースリーブが、サキュバスとなったことで大きくなったおっぱいをいやらしく締め付ける。
ぱんぱんに張ったユニフォームの生地は薄く、俺のぷっくりと膨らんだ乳首が完全に浮き出てしまっている。
下乳はみっともなくはみ出しており、少しでも動けば丸見えになってしまうだろう。
スコートからはより肉感を増した眩しい太ももが露わになり、ムチッとした足を白いニーソックで引き締めている。
その服装を見ただけで、元俺のチンポは反り返るほどに勃起し、先っぽから我慢汁を垂らし始めた。
「元気いっぱい♡会長もすっかりオトコノコじゃないですか♡」
「ちっ、ちが…私は」
「もう、会長も会長のおちんちんぐらい素直になってくださいよ♡」
そう言いながら元俺のチンポに触れると、それだけで肉棒はピクン、と激しく震えてしまう。
「かわいい♡言うこと聞いてくれたらもっと可愛がっちゃおうかな~♡ほら、『服を脱いで横になってください』よ」
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魅了の力を付与したサキュバスの命令に人間の男ごときが耐えられるわけもなく、元俺の身体はチンポをギンギンに勃起させながら服を脱ぎ始める。太刀葉会長の精神は俺の身体が勝手に操られていることに困惑の声をあげ続けていた。まだ身体に馴染むのに抵抗しているようだ。
「往生際が悪いよ会長♡俺とこのカラダはどんどん馴染んでいってるのに♡」
「な……そんな……!?」
当然のことだ。淫魔化の魔法を受けた太刀葉会長のカラダと一緒に、俺の魂も魔法の影響下にあった。肉体が淫魔として進化するのと同様に、俺の魂も人間から淫魔へと種族変更が行われたのだ。魂も形ごと変化しており、その姿は今のこの身体と同じものになっているだろう。弱っちい人間の男の姿ではなく、魅惑的な肢体を持つ淫魔、太刀葉の姿に。
入れ替わった身体を元に戻す方法は存在するし、元俺の脳みそにはその方法も保存されてはいる。だが淫魔となり、魂の姿まで変わってしまった俺がその方法で元に戻ることはない。俺の『元の身体』は既にこのサキュバス・タチハの肉体へと再設定されてしまっているから。
「だから安心して、会長もその身体に魂まで馴染みきって、人間の男に、清彦になっちゃおうよ♡」
「ぅあぁっ♡くぅぅうぅっ♡そんなのっ♡絶対だめ、だめなの、にぃ……♡」
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その言葉とは裏腹に口調は快楽に蕩けており、身体は次々と服を脱ぎ捨てていった。
やがて全裸になり、指示通り横たわった元俺の肉体は、乳首も陰茎もビンビンに勃起していた。
「よく出来ました〜♡じゃあ、ご褒美に『おちんぽ応援』してあげる♡」
俺は元俺の身体の上に跨がると、黒いショーツをずらし、そそり立つ肉棒を膣口にあてがう。
ゆっくりと腰を下ろせば、男根が愛液を纏いながらずぷずぷとめり込んでくる。
「やぁ、やめぇ……♡」
「んっ……♡あっ……♡会長の処女、貰っちゃったぁ♡」
肉襞を掻き分けて進む元俺の逸物がこのカラダの純潔の証を突き破ると、処女喪失の鋭い痛みに襲われる。
だが、破瓜の痛みも俺好みの美少女の肉体を奪い、その初体験を横取りしたからだと思うと、むしろ極上の快感とすら感じられる。
「どうですか、会長?元自分の肉体で童貞を卒業されたご気分は♡」
「こんなの、いやぁ……♡さいあくぅ……♡」
口では嫌がっているが、膣内のチンポは太さと硬さを増しており、全く説得力がない。
太刀葉会長の魂は、既にだいぶ男の肉体に引っ張られ、オスの性欲に呑まれつつあるみたいだ。
「素直じゃありませんね、会長♡なら……罰として『許可するまで射精禁止』♡」