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/tachiha/ - たちは板κ

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3419a645 No.2003

70a81085 No.2004

「私を、悪魔タチーハを召喚したのはあなたですのね?」

目の前の女性は、俺に向けてそう問いかけてくる。服も、髪も、瞳の色も白という、およそ肌色の方がアクセントとなりそうな女性。
そう、彼女は悪魔。人生どん詰まりになった俺が、最後のなけなしの金を叩いて買った悪魔召喚の本を試したことで現れた、本物の悪魔だ。
だから俺は、悪魔が手を出せないようにする魔法陣の中で、その悪魔に向けて宣言するのだ。

「あぁそうだ。召喚者、不動清彦が悪魔タチーハに質問する。お前は俺の魂を担保に、願いを叶えるという契約を結ぶことに相違ないな?」
「勿論ですわ。巨万の富、永遠の美、社会の成功、叶わぬ恋の成就、嫌悪を抱く相手の破滅…、私の力の及ぶ範囲までとはなりますが、3つまで、あなたの願いを叶えましょう」

この質問によって、俺は自分の魂を、死後この悪魔に引き渡す事によって、3つまでの願いを叶えられる権利を得た事を理解する。
悪魔タチーハはこう言っている。悪魔が叶えられる願いは最大3つまで。そして悪魔召喚の本によると、叶えられる願いの数が多いほど、高位の悪魔ということだ。
俺はそんな悪魔を呼んだということで、生唾を飲み込んだ。

「では召喚者、不動清彦様、あなたが叶えてほしい願いを聞かせてもらってよろしくて?」

70a81085 No.2005

「あぁ…、まず1つ目は俺の姿を変えてくれ。身長は高めで、顔はタチーハの隣に立てるような、凛々しい顔立ちがいいな」

そう、俺は身長150cm代のチビで、顔立ちも平均よりやや下くらいだ。世間から求められる男性像で考えれば、俺はまず選外になるだろう事は、生まれてからこの25年で嫌というほど分かっていた。
人に貶される事は日常で、弱いから暴力を振るわれる事も。学生時代に遊びと称された行為で生傷が絶えなかった事はない。

「かしこまりましたわ。それでは清彦様、あなたの理想の姿を思い浮かべてください。それを基に、あなたの肉体を変えましょう」

俺は頭の中にイメージする。身長が180cm前半くらいと高く、贅肉が少なくスラっとして、しかし細く鍛えられた肉体。顔は甘い雰囲気より、頼もしさを感じられる方がいい。元の自分と違うほど良かった。
イメージを浮かべ、固め終えると、タチーハが頃合いよしと見て俺に魔法をかけた。
ギチギチと体中が軋み、大きくなっていく。体が膨れ上がる事で服が破れ、顔がゴキゴキと変形していく。不思議と痛みはなく、気付けば俺の体は高く力強くなり、変化を終えていた。

「いかがでしょうか。お望みの姿に成れまして?」

タチーハがいつの間にか出した手鏡で、俺は自分の姿を確認した。するとそこには、今まで見たことのない『自分の姿』があって、呆けた表情で自分を見返している。
それを見て、内心でほくそ笑んだ。

70a81085 No.2006

「それでは2つ目の願いですが、こちらも決まっております?」

タチーハは笑みを浮かべて、次の願いが言われるのを待っている。願いが3つも叶えられるのだ、もちろん何を願うかは、すでに決まっている。

「あぁ。どんなに姿が変わっても、社会的に『俺が俺であること』…、不動清彦である、と証明できるようにしてくれ」
「かしこまりました。…はい、終わりましたわ」

なんでもない、と言わんばかりにタチーハが指を鳴らすと、それだけでもう終わったようだ。俺は財布の中の免許証を見ると、そこには「変わった俺の写真」が記載されている。世界の改変も容易いようだ。

「それではお次は、最後の願いになりますわ。理想の姿と、自分の証明、それ以外に何を望むのか、ごゆっくりお考えくださいましね」
「いや、もう考えてあるよ」

優雅に立ちながら待とうとするタチーハに、俺は魔法陣を出て、すぐさま声をかける。

「第3の願いは、悪魔タチーハの肉体、魔力、立場、能力やその使い方といった、魂以外の全てを俺と合体して開け渡せ!」

70a81085 No.2007

「なっ!なんですって、そんなこ、と…!」

当然タチーハは拒絶するだろうが、悪魔召喚の儀式は「悪魔が願いを叶えるべし」という条件を了承した存在が呼び出される。つまり「力量が足りず不可能だから無理」という状況を除いて、俺の願いを叶えない、という選択肢は、召喚に応じた段階ですでに無いのだ。

「あっ! あぁっ、いやっ! 私がっ! 魂が体から追い出されて…、あぁぁっ!!」

召喚者の願いを叶えるべし、という誓約により、次の瞬間、タチーハの魂が肉体から分離され、抜け殻になった肉体が俺の方に吸い寄せられる。タチーハの豊満で柔らかな肌が触れた瞬間、それは俺の体に入り込んでいく。
その瞬間、悪魔の力が身体中に満ち満ちていくのがわかる。
“ずぷんっ”とタチーハの肉体が全て沈み込むと、俺の肉体が変わり始める。

黒い髪の毛は白く変わり伸びていく。
浅黒かった肌の色も透き通るような白い肌に。
骨格が変わり肩幅が狭まり腰がくびれ骨盤が開く。
脂肪が蓄積し蠱惑的な大きな乳房と丸い尻が形作られる。
股間に存在している男性器が内側に引っ込むと同時に子宮や膣といった女性器が備わった。

70a81085 No.2008

女の、タチーハとしての姿に変わった俺の頭に大きな角が二本生え、白い羽が腰から生える。
裸になっていた体を包むように、白いドレスが身体中に纏われた。

手鏡を魔力で生成し、自分の姿を見ると、そこには紛れもなく俺、悪魔タチーハの姿になった俺が映っていた。

「…ふふ、ははは! 手に入れた! 俺は、悪魔の力を、手に入れたぞ!」

悪魔召喚を試みたのも、全てはこのためだ。願いを叶えられる数が幾つでも関係なく、「魂以外の悪魔として全ての能力」を得るつもりだった。
まさか願いを3つ叶えられる最高位の悪魔が、それも女の悪魔が来るとは思ってもいなかったが、それは関係なかった。2つの願いで油断させ、最後に本命として悪魔の力を貰うつもりだったのだ。
全ては惨めだった今までの生と別れを告げるため。家族に虐げられ縁を切られ、周囲にはいいようにストレスの捌け口にされ、職場も部長がやらかしたミスの冤罪を被せられて首を切られた。
女の姿になったのならいっそ、それも含めて新しい生を楽しめばいい。

さて、タチーハの姿になっても、2つ目の願いの効果が有効ならば、どんな姿でも俺は「不動清彦」と認識されるだろう。
そしてまずは、目の前に浮かんでいる「タチーハの魂」をどうするべきか。

#A.食べて自分の力にする
#B.使い魔にして適当な動物の姿を与える
#C.魂を物質化してディルドに変える

7890397b No.2009

#B.使い魔にして適当な動物の姿を与える
「さぁ、タチーハ。俺が主人だ。使い魔になれ」
魂を掴んで高笑いしながら悪魔の力を行使する。
するとタチーハの魂は、悪魔の力に従って猫の姿に形を変えた。
「あ、あなた!こんなことしてタダで済むと思っているの!?」
猫と化したタチーハが俺に文句を言ってくる。

1caae905 No.2010

「こんな事? 何を言ってるんだ、俺は魂を担保に願いを言って、お前はそれを叶えた。ただそれだけじゃないか」
「それでも、悪魔の身体を奪うなんて何を考えているんですの!? その身体は私のものです、返しなさい!」

俺の手に抱えられながら、爪を出して引っ掻こうともがくタチーハに向けて、俺は言ってやる。

「どうやって?」
「え…」
「俺は『タチーハの魂以外』、魔力や存在も含めた全てを持ってるんだ。今や猫の姿になったタチーハが、どうやって身体を取り戻すんだ?」

そう、俺は今や自分のものになった悪魔の力で、タチーハに新しい身体を与えた。「人語を話せること」、「空を飛べること」以外は普通の雌猫と何も変わらない身体を、だ。
だからタチーハは、自らの身体を取り戻す手段を持っていない。現状では、俺が気まぐれで戻す事をしなければ、それは不可能なのだ。

1caae905 No.2011

「…わ、私は魔界公爵でしてよ!?」
「今は『俺が』な。タチーハの立場も含めてもらったんだから、それを俺が引き継ぐのも当然だろ?」
「臣下の者たちが…、黙ってはいませんわよ…!?」
「みんな今の俺に傅くさ。使い魔にされてしまった『元タチーハ』より、な?」

タチーハは「公爵の自分が使い魔に堕ちた事実」に歯噛みし、黙ってしまう。きちんと自分の立場を教えるためにも、もう一押しするか。

「それに、魔王がこの話を聞いたら、なんて言うかな?」
「…ッ!」

タチーハの記憶を辿って知った魔界の君主、魔王なら、鷹揚に笑ってこう言うだろう。

『高を括って人間に出し抜かれたのなら、それは元タチーハの落ち度でしょう?』

「ま、魔王陛下、なら…」
「そう、見捨てるだろうな。…あーぁ、俺もこんな反抗的な使い魔ならいらないかなー?」

1caae905 No.2012

「待って! 待ってくださいまし! …後生ですので、見捨てないでください…」

わざとらしく言ってみたら、余裕のなくなったタチーハが懇願してくる。見捨てられたらどうなるのか。それを想像したのだろう。
だから俺は笑って言うのだ。

「いいよ。その代わりお前、『タチーハ』は俺の使い魔な?」
「…承諾いたしました」

項垂れた『タチーハ』の魂に、主従の契約紋を刻み込む。俺が主で、タチーハが従だ。名前まで奪う必要もないかと思って彼女の名前はそのままにした。
それに俺は2つ目の願いもあるので、どんな姿であれ「不動清彦」と認識されるし、必要とあれば悪魔の力で書き換えれば済む話だ。
愕然としてるタチーハを床に下ろすと、俺は一度姿を男の、不動清彦の姿に戻して出かける事にした。悪魔の姿で外出したら、注目されまくるからな。

まずは…、この悪魔の力を試してみるか。

#A.適当な家の家族を全員奴隷にしてみる
#B.冤罪をかけた元上司への復讐に行く
#C.一度魔界に行き、屋敷の者たちに顔見せする
#D.その他(アイデアがありましたら)

b3a4dd44 No.2015

#B.冤罪をかけた元上司への復讐に行く
実は悪魔の力を試す相手はすでに決まっている。そいつは俺の元上司である。
この上司は、社長の息子という立場を悪用してあらゆるハラスメントを周囲におこなっていた。
当時、直属の部下であった俺は奴からのパワハラやモラハラを人一倍受けたりもした。
けれども、それ以上に許せないことがあった。
それは痴漢犯罪を俺になすりつけようとしたことであった。
一応、指紋検証とかの結果俺ではないことを証明されているが、やった本人はさも無縁であるかの如く俺を嘲笑っいた。

b3a4dd44 No.2017

俺は奴に対する憎しみを思い起こしていると、すぐに元上司の家の近くに辿り着いた。
さて、どう復讐しようか。

#A.元上司を家族の前で逆レイプする
#B.元上司の妻を目の前で寝取る
#C.元上司の息子をメス堕ち調教する
#D.その他



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