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「ふふ……ぐふふっ……」
鏡に今の自分の姿を映して悦に浸る。
儂の名前は村永清彦。54歳のしがない会社員、だった。たまたま調査に行ったライバル企業の新入社員の女を一目で気に入った儂は、階段の踊り場で彼女を呼び止めて今晩食事にでも誘おうとしたのだが、強く拒否されてしまう。激しく揉み合う内に階段を踏み外して2人で転がり落ち、気付いたら儂はこの女と身体が入れ替わっていた。
儂の身体に入ったこの女が元に戻ろうと方法を考えていたところだったが、儂にはそのつもりはなかった。若く、活力に溢れ、何より美しい身体。突然女になることを差し引いてもお釣りが来る。
そう考えた儂は新たに手に入れたこの女の声を使って悲鳴をあげ、警備員に元儂のカラダを捕えさせることに成功したのだった。
女は儂の声で「私が双葉なの!」や「あの男と入れ替わったの!」と事実を伝えているが、誰も信じようとはしない。儂は心置きなく、この双葉という娘の肉体と人生を貰い受けることにした。
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とりあえずは、パニックになっているのを演じて、やり過ごすそう。
どうにかして、この女になりすまして生きていく必要があるからな。
記憶をつかさどっている脳は今の体にあるわけだし、記憶も見ることができれば、いいのだが。
ガタガタと体を震わせていたら、イケメン男性が颯爽にあらわれて、お姫様抱っこで医務室まで運んでくれた。
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(王子様、颯爽に登場!?)
そんなことを考えながら、その男性のお姫様抱っこに甘えさせてもらう。
その男性が歩くたびに、この体のおっぱいが揺れる.
それならば、お姫様抱っこをされながら、少しその男性にしがみつきおっぱいを当ててみた。
しかし、その男性は動揺することはなかった。
どうしてだろう、と考えてみると『だって私の彼氏だから、当たり前か』との思考が流れてきた。
『この男性は園田 力也(そのだ りきや)。営業部のエースで私のイケメン彼氏。私のこと心配して来てくれたんだ……。うれしい♪』
なんと、この女の記憶が少しずつ読めるようになっていた。
俺は、お姫様抱っこされつつ、おっぱいを押し当てながら、この女こと双葉の記憶を読み取ることにした。
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「大丈夫かい?」
医務室のベッドに寝かせて、優しく話しかけてきた。
「うん。大丈夫。」
まだ十分に双葉になりきれるだけの記憶を得ることができていなかったが、俺は双葉らしく返事をして見せた。
「なら、よかった。申し訳ないけど、今から重要な会議だから、少し離れるけど、また、ここにくるよ」
俺(双葉)の手を握りしめて、力也は颯爽と医務室から出て行った。
とりあえずはこのまま医務室のベッドに横になりながら、双葉の記憶をのぞかせてもらおう。
だって、この双葉の体はもう俺のもだからな。
それくらいの権利はあるってものだ。
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医務室のベッドで布団を被ったじょうたいで、双葉の胸の感触を楽しむ。
乳首が硬くなっているので、そこを集中に触ったり、つねったりして、その快感を楽しんだ。
本当ならばもっと楽しみたかったが、30分後ぐらいに力也がお見舞いにきたので、その程度しか楽しむことができなかった。
夕方前に刑事からの聞き取りがあった。
任意での協力依頼であったため、隣にいた力也は「明日にしてくれませんか」と言ったが、俺の体と本物の双葉の精神がどんな状態かを知りたかったので、聞き取りに協力することにした。
刑事の話によると、『「本物の双葉は私だ」と叫びまくり、話にならないため、精神科病院に入院をさせる手はずになっている』とのことだった。
よし、それならば、本物の双葉には悪いが、今の状況を上手く使わせてもらおう。
「あの人、ライバル企業の社員さんみたいなんですが、私を前からストーカーみたいなことをしていて…今日だって、階段の踊り場で声をかけられて……うぅぅ…」
最後は涙を流して怖がる演技をしてみた。
涙は女の武器って言うぐらいだし、この双葉って女はすぐに泣くことができる特技もあるみたいなので、それを使わせてもらった。
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刑事からの聞き取りはまた後日となった。
刑事も双葉(俺)のことを被害者として、取り扱ってくれているのでそこは柔軟に対応してもらえるとのことだった。
双葉のマンションに帰ろうとおもって準備をしていたところ、力也が「今日は心配だから、俺が送っていくよ」と歯をキラキラさせながら話しかけてきた。
ここは力也の言葉に甘えることにして、双葉のマンションまで車で送ってもらうことにした。
力也の車でマンションに送ってもらっている途中。
『このルートだったら、たしかアソコに高級ラブホテルがあったな。』と、思いついた。
これは俺の記憶ではなく双葉の記憶からで、以前に力也と一緒に利用したことがあるみたいで、その記憶から思いついた。
なら、今日は一人でこの双葉の体を楽しもうと思ったが、それよりも力也に協力してもらって、楽しませてもらおう。
「力也さん……ちょっと気分が悪くなったみたい……。どこか、休憩する場所ないかな?」
これで、力也はどんなアクションをしてくれるだろうか。楽しみだ。
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「我慢できそうにない?」
そう聞いた後に「うん、今すぐ横になりたいの。」と俺はそう答えた。
その答えに力也は少し気まずそうに「確か、ホテルが近くにあるから、そこに行ってみる?」とさらに質問をしてきた。
さすがラブホテルと言わないところがスマートだ。
なので俺は「うん」と答えた。
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ホテルに着いたのはいいが、これからのことを『どうしよう?』と力也は悩んでいる表情だった。
なので俺は、
「ちょっと気分がよくなったから、ここでシャワーを浴びて気持ちを切り替えたい」
と、力也に伝えた。
渡りに船だったみたいで力也は「わかった」と答えてくれた。
部屋のバスルームはラブホテルだからなのかベッドから丸見えのガラス張りだった。
本当はシャワーオナニーとかを楽しみたかったが、ここは太刀葉になりきることを楽しむことにした。
だから、バスルームで服を脱ぐ時には力也にその体を見せつけるようにエロい仕草を時折織り交ぜてセックスアピールをしてみた。
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シャワーはとても気持ちよかった。
若い体は水をはじく。
中年親父の体はじっと、と水分は広がるだけだったので、新鮮な感覚だった。
本当なら体の感度を確かめたかったが、ベットにいる力也の視線があったので、双葉の記憶にある双葉が普段しているお風呂の流れをなぞってシャワーを浴びた。