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おはよう、清彦くん。
ふふっ、戸惑っているようね。そんなに睨まなくても分かるわよ。
そうね、口で説明するより見てもらった方が早いわ。
『鏡の前で膝立ちになりなさい』。そうそう、いい娘ね。
さて、これが今のあなたの姿よ。もう、『自分の姿から目を背けないで』。
……片目をつぶるなんて強情ね。まぁいいわ。
細い手足、膨らみかけのお胸、さらさらの長い髪。そのボディスーツもよく似合ってるわ。
未成熟だけど女らしさも感じさせる、お人形さんみたいなそのカラダに、ね。
ふふっ、鏡に映った自分の姿を見て、顔が赤くなってるわよ? もしかして、もう感じちゃってるのかしら?
これで自覚したでしょう?今日からあなたは女の子。それも、とびっきりかわいい私のペットよ。
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どうかしら?女の子になった感想は? 『ひと言喋ってもいいわよ』。
あらあら、「早く俺を元に戻せ、この変態女」ですって。
ふふふ、そんなかわいらしい声で凄まれても全然怖くないわ。
けれど、その言葉遣いはダメね。もう女の子なんだから、『女の子らしい話し方をしなさい』?
それから、私の事は……そうね、これからはご主人さまと呼ぶこと。
ほら、『「わたしはご主人さまのペットです」と言うのよ』。
そう、いい娘ね。いい娘にはご褒美をあげないとね。よしよし、よくできました。
うふふ、頭を撫でられて幸せそうね?あら、我慢する必要なんてないわ。だって、そう造り替えたんだもの。
あなたのカラダは、私だけを愛し、私だけに愛されることを求めているのよ。
……果たしてココロまでそうなるのに、どれくらいかかるかしらね?