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『Photo Scan』
『Loading…』
『Exchange… Complete』
スマホの写真読み込みからわずか0.05秒。俺の体はピンク髪の美女の姿に変身していた。
「グラビアアイドル・太刀葉にへ~んしんっ♡」
鏡に映る自分の姿を見て、俺はわざとらしくポーズを取った。
こんな事ができるようになったのは、先週のこと。スマホに入っていた謎のアプリ『PhotoLoad』によるものだ。
『スマホに収めた写真の相手』に変身できるようになるアプリで、最初に入っていたのを確認した時は、眉唾だと思った。
が、実際に使って見た所、俺の考えは180度反転。これは神が与えたアプリだと考えを改めた。
最初の説明によるとこんな所だ。
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・スマホに収めた写真の人物に変身できる(写真に写っていない部分も自動補正される)
・イラストの人物でも変身可能(ただしキャラクター設定は完全に準拠しない。機械人形という設定でも、変身したら体は人間のまま)
・パソコンからスマホに写真を転送しても変身可能(スマホ内に変身する姿が入ってれば大丈夫)
・変身者への認識は「変身後の姿を持っているもの」として認識される(つまり「俺は太刀葉と同じ姿をしている」という認識になる)
なので、俺はまずグラビアアイドル・太刀葉の写真集から、彼女の写真をスマホに収め、太刀葉に変身した。そこからは楽しんだよ。いっぱいね。
しかし一週間経つと、そろそろ一人遊びに飽きてきたのだ。そろそろ次の段階に進む必要があるだろう。さてどうするか。
#A.友人の利明を呼んでアプリの説明
#B.コスプレイベントに出てみる
#C.知人をアプリでいろんな人に変身させてみる
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#B.コスプレイベントに出てみる
有名なコスプレイヤーに変身して、イベントに参加したら大変なことになると思ったので、まずは変身する姿探しからすることにした。
実物の写真じゃなくてもいいらしいのでパソコンでいろんなSNSを巡り、変身する女性の写真を探しまくった。
それと、どのキャラにコスプレをするのかも考えながら、衣装も探すことにした。
コスプレイベントの締め切りもあったため、探し始めた、その日の内に、変身する女性とコスプレ衣装を決めた。
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今回、俺が参加するコスプレイベントは女性限定である事から正直に言うとめちゃくちゃ興奮していた。何故なら男では絶対に体験が出来ないイベントの一つと言う事なのだから、可愛い女の子と絡んだりしてスキンシップとか上手く行けば連絡先とかも交換出来る可能性がある。
しかも、今回のコスプレイベントの中には有名な女性コスプレイヤーが何人も参加するのだから。変身する女性の数が増えるし、コミュニケーションとか取って女同士での会話とかも楽しみたい所だ。
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コスプレ衣装は人気のあるスマホゲームのキャラクターに決めていた。
FGOのマシュ・キリエライトというキャラクターだ。
人気なキャラであって、衣装はすぐにネットで購入することができた。
そして、変身する人物は有名な人物だと、知り合いとかがいても面倒くさいので、インスタで地方に住んでいると思われるスタイルがいいとある女性に決めていた。
当日。
ネットで女性限定のコスプレイベントの流れをチェックしていたので、とりあえずあ受付、着替え、化粧まで終わらせることができた。
女性限定だったので、女性コスプレイヤー以外は更衣室があってないようなもので、その中で着替えるのは最高の体験だった。
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待合室で柔軟体操をしていると
「すごいですね。」
「ほんものマシュみたい。」
「私も同じゲームのキャラなので、後で一緒に写真を撮ってください」
等、話しかけられた。
可愛い女性から、こんなに話しかけられたのは初めてだったのでめちゃくちゃ嬉しかった。
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いろんなコスプレイヤーとイチャイチャしながら写真を撮る。
もう、密着と言うか、お互いに抱きしめ合ったりとか距離間ゼロだった。
どの女性もめちゃくちゃいい匂いがしてくる。
「センパイ♪」
「ジャンヌちゃん!」
とか、もうマシュになりきって楽しんだ。
もちろん、自分のスマホでも写真を撮って、変身データも集めまくった。
そんなことをしながら楽しんでいると、有名コスプレイヤーの女性が話しかけてきた。
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「本物のマシュがいるって聞いて来たけど、本当に本物のマシュだ♪」
同じゲームのキャラクターであるモルガンのコスプレをしている女性が話しかけてきた。
周りの人たちが「プロの本葉さんだ」、「本葉から話しかけられてるぞ」とか言っているので、有名なコスプレイヤーみたいだ。
「はい。大好きなキャラなので、頑張ってみました。初めてのコスプレで衣装も市販品なのですが、おかしくないですか?モルガン陛下。」
そんな風に返事をすると、本葉は驚いた表情になった。
しかし、すぐに「今度、スタジオ借りて合わせをしましょう」とコスプレ名刺を渡してきた。
結構レアな出来事だったみたいで、周りはザワザワしていたが、気にせず「ありがとうございます」とその名刺をいただいた。
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名刺を貰い、その後はスマホで写真を撮ってから別れた。
後でこの有名コスプレイヤーにも変身して楽しませてもらおう。
それからはこのマシュのコスプレ姿でいろんなコスプレイヤーと写真を取りまくった。
同じ女性同士と相手は思っているので、その安心感から結構密着し合うことも難なくできた。
むしろ、相手から距離を詰めてきたので、めちゃくちゃ楽しかった。
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もう時間となったので、最後にプロコスプレイヤーの本葉さんに挨拶に行って帰ることにした。
本葉さんは「絶対に合わせをしましょうね。連絡絶対にちょうだいね」と言ってくれた。
レズのコスプレイヤーからお持ち帰りの声があるかなと思ったが、そんなことはなかった。
でも、変身用の写真がいっぱい手に入れる事ができたので、収穫はいっぱいだ。
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女性同士でのコスプレイベントを楽しんだ帰り道にて、プロの本葉さんから連絡が来た。この後予定が空いているのならご飯でも一緒に食べないかと誘われたのだ。女性同士でのコミュニケーションとかはまだ続ける事が出来ると考えると性的興奮が収まらない。勿論、俺は直ぐに食事とか応じる事にしたのだが。一応気を付けないと行けない点は一つだけある。そもそもの話、有名コスプレイヤーの中には芸能事務所に所属している所が多く。
俺がスカウトされると言う可能性が否定出来ない。もしそうなってしまえば断るしか無いのだが、変身能力の事に関しては絶対に言えない。中身が男だとバレたらとんでもない事になる。一応、変身能力で女体の身体を堪能したりして何回も絶頂して意識を喪ったが元の身体に戻らない事は確認済みだが。
スマホに入っていた謎のアプリ『PhotoLoad』の存在とかバレたら怪しまれるのだから、暗証番号とかのロックは欠かせない。
(食事と言っても、女性同士での会話とかはこれで終わりだろうし。この食事さえ終わったら、自分の家で様々な女性に変身して楽しもうと思っていたけど、もしかすると、人生で初めて女性の家に泊まるイベントとか来るのかな?)
そんな事を考えていると、本葉の追記メッセージから。もし、良ければ家にお泊りしませんか?と言う現実では絶対にあり得ないとんでもないチャンスが舞い降りた事に動揺していた。
さて、どうしようか。
#1、食事だけは受け入れるが、本葉の家に行く必要がない。さっさと自分の家に帰宅する。
#2、食事を受け入れて、本葉の家へと招待に応じる。
#3,本葉のお誘いを全て断って、自分の家へと帰宅する。
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#1、食事だけは受け入れるが、本葉の家に行く必要がない。さっさと自分の家に帰宅する。
#2、食事を受け入れて、本葉の家へと招待に応じる。
状況に応じて…、家に行くかどうかは後ほど判断するということで。
とりあえずは、食事に行くことにして、その後のことは本葉さんの本心を聞いてから考えよう。
もしかしたら、女性同士でコスプレをしあって、あんなことをしたり、こんなことになったりするかもしれない。
ただ単純にスカウトの話だったら断るだけだ。
食事場所について本葉さんから連絡がきた。
場所は行きつけの小さなフレンチのお店で本葉さんのコスプレ仲間も数人くるかもしれないとのことだった。
俺は「とりあえず食事には行きますが、そのあとは家族に相談しています」と返事をしてごまかすことにした。
指定された時間まで1時間ぐらいあったので、自分の持ち物で男とばれそうな物については、駅のコインロッカーに押し入れた。ただ、女性用品で持っていないと怪しまれそうな物をネットで調べて、その待ち時間に買いそろえることにした。
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女性の持ち物に関しては結構値段とかしたが、安いもので揃える事に成功した。これで大丈夫だろうと判断した上て待ち合わせに向かうと本葉さんやめちゃくちゃ綺麗な美人が何人か居た。
(うわっ、めちゃくちゃ綺麗じゃん!?)
思わず見惚れてしまう位のプロポーションも持つ美人や胸が大きい人とか居たけど。もし俺が男だったら確実に性的興奮をしてしまうだろう。今でもキュンと子宮が疼いてしまったが、この時だけは女の身体で良かったと本当に思ってしまった。
「あら、マシュさんで良かったかしら?コスプレしなくても本人に見えてしまったけど」
「あはは、その、ニックネームとかは特に決めていなかったたので。取り敢えず私の事はマシュで大丈夫ですよ」
口調とかはマシュの様に敬語で対応したが、周りの美人からは評価がとても高いようだった。それから食事会へと参加したのだが、この時間は俺にとって幸せな時間だと断言出来た。
何故なら、女性同士での会話は男の前では決して会話が出来無い内容や性癖とか下ネタに関しても盛り上がったりして。下品な事を話題にする事が多かった。
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最初の方は初参加の俺(マシュ)がいるので遠慮して、コスプレのアドバイス系の会話で盛り上がったが、お酒が進むと結構どころじゃなくて、女性同士のエロトークはひどいかった。
自分の性癖とか彼氏のエッチがヘタとかどの体位が感じやすいか、そんな話題で盛り上がった。
俺は、酔いつぶれるのが怖かったので、「未成年なので、、、」とやんわり断り、お酒は飲んでいないので、その点では冷静な判断はできていたと思う。
エッチな会話で酔った勢いで本葉さんが「コスプレして、そのキャラになりきってエッチなことがしたい」、「家にはコスプレ衣装がいっぱいある」、「男だけじゃなくて『可愛い女の子』も好き」等も暴露していた。
それにコスプレイヤー仲間も本葉さんがその話題を話している時に、俺(マシュ)をみてきていたので、これは、俺(マシュ)をお持ち帰りしたいとのフラグか。と思った。
う〜ん、どうしようか。
このままお持ち帰りされるか、今日のところはお断りをさせてもらうか、どうしようか。
まだ、食事会も続きそうだから、もうちょっと、本葉さの本心を聞き出してみるか。
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だが、俺はこのチャンスを見逃したく無いと本気で考えてしまった。この機会を見のがせば女同士でのレズセックスが出来ない、どんな事をされてもこの身体をずっと維持できると確信が出来ると考えた俺はこの性欲をぶつけたいと考えてしまった。
(クソッ、めちゃくちゃエロすぎて子宮がめちゃくちゃ疼いているし。この機会を見逃したく無い…ッ!)
俺はお持ち帰りをしても良い準備をしていたのだが、予想通りの展開になった。食事会に参加した美女達が本葉さんの家にお泊りする事が決定。男は居ないから大丈夫だとか、女性同士での楽しい日々を過ごそうとか。女同士なら浮気にならないと言う事も言っていたし、もはややりたい放題だった。
「それじゃあ、食事を終えたら。マシュさんは私の車に乗って頂戴。帰る時はその通行代とか支払うしその点は安心して。」
「その、あ、ありがとうございます」
「大丈夫、それにマシュさんは一瞬だけ"男"のような視点を感じたけど。気の所為みたいね」
本葉さんの鋭い直感にビクッとしてしまうのだが、どうやらバレていないのなら良かった。
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本葉さんの家は豪邸と呼ばれるのに相応しい場所だった。もしかしてセレブじゃないのかと想像したのだが、その予想は的中しており。本葉さんの両親は海外の企業で革命的な出来事を世界中から認められており、莫大な資金を娘である本葉さんに振り込んで居るらしいが。金銭感覚が色々とおかしいし、本葉さんの家で泊まれば100万とか貰えると言う理由からもしお泊まりが出来るのなら頻繁に参加したいとか言っていたのだが。周りの美人達が本葉さんの家に泊まる動機は金と言うのも頷いてしまった。
「私は男とかは付き合うとか本格的に考えていないわ。だって、狙っているのはどうせお金なんだから。媚びるような態度とか本当に見飽きたのよね。でも、マシュさんは別よ。お金とか狙っている訳でもないし。純粋に何かを楽しもうと考えたりとか?」
「いえ!そう言うことではありません。ただ、本当にこんな豪邸とか泊まっても良いのか緊張してしまって」
「異性は絶対に泊まらせないわ、同性だからこそ宿泊しても良いと考えているけど。何か面白いわね、マシュさんは」
そんなことを話しながら、遂に本葉さんの家へと到着した。
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豪邸はマンションではなく一軒家。
それも高級住宅街の中でも最高の立地の場所だった。
もちろん、家も本物の豪邸だった。
本葉さんは車の鍵をマネージャー兼女執事に預けていた。
車中で聞いたのだが、この豪邸には男性はおらず、すべて女性のスタッフとのこと。
庭師も遠くから、女性の庭師を呼んでいるとのことだった。
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豪邸に着き、そんな話をしているとタイミングで食事会に参加した美女達も到着した。
到着後、その美女たちはすぐにお風呂場に向かっていた。
理由を本葉さんに尋ねると「いつもの流れよ。いつからか、家に来たらみんなお風呂に入ってから、私のコスプレ衣装を着て、そこからまたパーティーみたいのを始めちゃうのよね♪」と笑顔で話をしてくれた。
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「だからマシュさんもいってらっしゃい。マシュさんはさっきのコスと一緒でFGOのマシュの衣装を私が選んでおくわね。」
本葉さんは笑顔でお風呂場の方向を指さしていた。
「よろしいでしょうか」
マシュらしく質問すると「大丈夫よ」と本葉さんは笑顔を崩さずに答えてくれた。
そこはお風呂というよりも、旅館の温泉をいった感じの場所だった。
10人でも余裕で着替えができる広さの脱衣場、浴槽もヒノキ風呂でかなり大きかった。
残念なら、脱衣場にはだれもおらず美女たちの着替えシーンはみることはできなかった。
ロッカーもあり、その中に荷物をいれて俺も裸になることにした。
もしかしたら、この場面を監視されているかもしれないと思ったので、雑にではなく、女の子らしく着ている服を脱ぐ。
(お金持ちだし、男禁制の場所だから、それぐらいはするかもしれないから、用心はしておこう。バックの中身はみられても困るものないけど、見られたことが分かるように、中身の位置は覚えておこう)
心のなかでそんなことを考えてロッカーの鍵をしっかり閉めて、浴室に向かった。