e4a0f363 No.1770
通話している間だけ相手の身体に乗り移ることができ、通話終了を押すと元の身体に戻る。というのがアプリの機能だ。
何度かイって、一通りこの子の身体を堪能した俺が通話終了のボタンを押すと視界が暗転し、俺の意識はこの子の身体から引き剥がされる。
次に目を覚ますと、俺は俺の部屋に戻っていた。先ほど憑依していた幼さの残る少女とはまるで異なる、大人の女の色気たっぷりのスケベな身体。これが今の「俺」だ。
e4a0f363 No.1771
こうなったのは数年前、俺はその時もアプリで女に憑依してその体を愉しんでいたのだが、たまたまその家が停電してしまったのだ。
その時はなんとも思わずオナニーに勤しんでいたのだが、いざ全て終わって戻ろうとした時、戻る方法がなくなっていることに気が付いた。
パソコンを付け直しても通話画面は残っているはずもなく、代わりにブラウザには憑依アプリが勝手にインストールされていた。
元の俺はおそらく意識がないため、通話することができない。俺に残された選択肢は、このままアプリを使わずこの女として人生を生き続けるか、別の相手に再び憑依アプリで乗り換えること。その2択しかなかった。
e4a0f363 No.1772
とはいえ、俺はすぐに順応した。元の身体に特に未練もなく、女の体で、女として生活するのも悪くないと思うようになったからだ。
通話中の憑依とは違って身体の記憶も自由に読めるし、特に苦労もなく憑依先の生活に馴染むことができていた。
アプリの使い方にも選択肢が出来た。乗り移った相手が気に入らなければ、通話終了を押せばいい。心から気に入ったなら、パソコンやスマホの電源を抜いてやれば、その身体は、その人生は俺が貰い受けることになる。
男の頃は女の子と通話するのもハードルがあったが、女同士だとそういった心の壁が薄いのも良かった。そいつの交友関係を漁って新しい憑依先を探せるのもメリットだ。
今の俺の器になっているのはその店No. 1のキャバ嬢で、半年ほど俺の魂を入れて生活している。その前の身体はこの店の前のNo. 1だ。この子が入ってきて、この綺麗なルックスとエロい体つきでNo. 1の座を奪われたので、俺の新しい身体として全てを貰ってやった。
俺に憑依されていた相手は俺の行動全てを自分自身の意思でやったものと認識するらしく、高校2年の時に俺に身体を乗っ取られてすぐに学校を辞め、この世界に飛び込んでNo. 1になり、そして今の俺の肉体にその座を明け渡したことまで、全て自分の意思でやったことになっているみたいだ。あの身体で何度もオナニーやレズセックスを愉しんだお陰か、今の俺のことをいやらしい目で見てくるようになっていたので、何度かこの身体で抱いてやったことはある。以前は自分の肉体だった相手を新しい体で抱くのは、なかなかに面白い体験だった。