572c9866 No.1662
「…清彦お母さん、どうかした?」
「え、あぁ、えと、その…」
答えを出せずにおろおろしていた俺を見ながら、双葉は不思議そうな顔をして、
「変な清彦お母さん。私の彼氏でお母さんなんだから、一緒にいる事を気にしないでいいのに」
と、双葉が告げてくる。彼女は俺の状態を何も「おかしい事」だとは感じていないようだ。
「わ、わかった、俺もお風呂入ってくるな?」
俺は慌てて、あの魔女のような女性が言ってた通り、クローゼットを開ける。そこには「太刀葉さんとしての服」が並んでおり、その中に吊り下げられた「太刀葉さんの顔の皮」があった。
頭の皮と下着を含めた服を手にして、風呂場に急ぐ。
何も状況がわからない。
わからないが、しかしわかっている事は一つある。
俺と太刀葉さんは、いたずらのような感覚で存在をひとつにされたのだ。
>次の行動
#A:お風呂に入って自分の身体を確認する。
#B:風呂を終えて「新井清彦」の住んでいるアパートに確認に行く
#C:風呂から上がり、双葉と恋人同士の夜を過ごす
#D:その他
>夫の有無
#A:いない
#B:いる
44b6aca5 No.1674
「べ、別に良いよな。この身体今は俺なんだし……」
そう言い訳して、俺は自分の胸に手を伸ばす。
むにゅっ……と指が沈み込み、指の隙間から肉がはみ出る。
そのまま手を動かせば、ぐにぃ~っと形を変えて手を押し返す。
そして同時に感じるのは、じんわりとした温かさと柔らかさだ。
それはまるで手に馴染むようでいて、それでいて新鮮な感触だった。
さらに指先に力を入れれば、ふにゅんとした弾力と共に押し返される感覚がある。
14c6cafd No.1689
太刀葉は浴槽から出て洗い場に座り込む。
そしておもむろにボディソープを手に取り、自身の胸元に塗りたくっていく。
その姿はとても淫靡で艶めかしく見えた。
ぬちゃりと音を立てて泡立つ肌からは甘い香りが立ち込めており、それだけで興奮してしまうほどだ。
やがて全身隈なく塗り終わる頃には、全身がテカテカと光り輝いていた。
その様子はまるで、男を誘う娼婦のようでもあった。
しかし本番はまだこれからなのだ。
シャワーを手に取ると、それをゆっくりと胸に近づけていく。
そして胸元からお腹にかけて優しくなぞるように動かしていく。
その度に甘い吐息を漏らしながら身を捩らせる姿は妖艶そのものだろう。
そうして今度はシャンプーを手に取り、自慢の長い髪にマッサージするように傷まぬ様丁寧に洗髪し、次はトリートメントを手に取る。
それを手に取り髪につけていき、
「はぁんっ♡ んんっ♡ あはぁっ♡」
甘い声が漏れる度にビクビクッと体を震わせながら、それでも手を止めることなく最後まで続けた。
最後に体を流そうとシャワーを取るのだが、そこで動きが止まる。
何故ならその視線の先には、自らの大きく実った二つの果実があったからだ。
それを見てゴクリッと唾を飲み込む音が聞こえた気がした。
「もう我慢できないわぁ……♡」
そう言って、両手でそれぞれ鷲掴みにする。
その瞬間、全身に電気が走ったかのような衝撃に襲われた。
今まで感じたことのない快感に襲われてしまったのだ。
それだけで頭が真っ白になりそうだったが、なんとか堪えることができた。
私から少し清彦君の…男性の性欲を引き出すとこんな感じなのね♡
クセになりそう♡
14c6cafd No.1694
まぁ無理もないわよね。
大学生の男の子なんだもの。
娘の彼氏だけど魅力的な身体にドキドキしてしまうのも仕方ないわよね♪
それが自分自身の身体でも♡
14c6cafd No.1695
まぁ無理もないわよね。
大学生の男の子なんだもの。
娘の彼氏だけど魅力的な身体にドキドキしてしまうのも仕方ないわよね♪
それが自分自身の身体でも♡
太刀葉は浴槽から出て洗い場に座り込む。
そしておもむろにボディソープを手に取り、自身の胸元に塗りたくっていく。
その姿はとても淫靡で艶めかしく見えた。
ぬちゃりと音を立てて泡立つ肌からは甘い香りが立ち込めており、それだけで興奮してしまうほどだ。
やがて全身隈なく塗り終わる頃には、全身がテカテカと光り輝いていた。
その様子はまるで、男を誘う娼婦のようでもあった。
しかし本番はまだこれからなのだ。
シャワーを手に取ると、それをゆっくりと胸に近づけていく。
そして胸元からお腹にかけて優しくなぞるように動かしていく。
その度に甘い吐息を漏らしながら身を捩らせる姿は妖艶そのものだろう。
25b22037 No.1699
そうして今度はシャンプーを手に取り、自慢の長い髪にマッサージするように傷まぬ様丁寧に洗髪し、次はトリートメントを手に取る。
それを手に取り髪につけていき、
「はぁんっ♡ んんっ♡ あはぁっ♡」
甘い声が漏れる度にビクビクッと体を震わせながら、それでも手を止めることなく最後まで続けた。
最後に体を流そうとシャワーを取るのだが、そこで動きが止まる。
何故ならその視線の先には、自らの大きく実った二つの果実があったからだ。
それを見てゴクリッと唾を飲み込む音が聞こえた気がした。
「もう我慢できないわぁ……♡」
そう言って、両手でそれぞれ鷲掴みにする。
その瞬間、全身に電気が走ったかのような衝撃に襲われた。
25b22037 No.1700
今まで感じたことのない快感に襲われてしまったのだ。
それだけで頭が真っ白になりそうだったが、なんとか堪えることができた。
一応清彦君から私に交代はしたけど完全に私ではなく八割くらい。
残り二割は清彦君だから私の身体に興奮してしまうのよね。
私に清彦君の…男性の性欲を引き出すとこんな感じなのね♡
クセになりそう♡
95487b2a No.1701
「あはっ♡」
笑いながらも、手は止めずに動かし続ける。
そのたびに体が震え、口からは喘ぎ声が出てしまう。
もうすでに限界を迎えようとしていた。
これ以上は本当にまずいと思い、慌てて手を離した。
するとそこには、ビンビンに勃起した乳首があった。
ピンク色をした先端は、ピクンピクンと震えているのがわかるほどだった。
ふぅーっ、危ないところだったわねぇ♡ あのまま続けていたら間違いなくイっていたわよ。
それだけは避けないといけなかったわ。
だって、私が気持ちよくなるよりも優先すべきものがあるんだから。
「それにしても凄い身体よね」
鏡を見ると、そこに映るのは一糸纏わぬ姿の私。
たわわに実った大きな乳房にくびれたウエスト、そして丸みを帯びたヒップライン。
まさに完璧なプロポーション♡
今の私は太刀葉でありながら大学生の男の子でもある清彦君なので自分自身の身体に性的興奮を感じてしまう♡
でも娘で彼女でもある双葉に申し訳ないからエッチは我慢ね。
8977eb9f No.1708
湯船に浸かり、今日の疲れを癒すことにした。
しかし湯加減がちょうどよくて気持ちいいせいか眠気に襲われ始めてしまい、ウトウトとし始めていた時だった。
ガチャッという音と共に誰かが入ってきたのだ。
誰かしら?と思っているうちにその人物は近づいてきて、あろうことか私が入っている湯船に入ってきたのだ。
驚いて振り返るとそこには、全裸になった双葉がいた。
どうやらお風呂に入りにきたらしい。
突然の出来事に戸惑いつつも、
「どうしたの?さっきお風呂に入ったばかりでしょう?」
「うん、なんかね。今日の清彦お母さんと一緒に入りたくなっちゃったの♡
ダメ?」
可愛らしく首を傾げられてしまえば断ることなんてできない。
それに私自身も本当は一緒に入りたかったしね。
というわけで二人で入ることになったのだけれど……。
どうしよう。この状況はかなりまずいかもしれないわ。
というのも今私たちはお互い生まれたままの姿になっているわけで。
つまりどういうことかというと、目の前にいる娘は私の裸体を見ているということなのよ。
もちろん今朝までだったら娘の身体を見たところで健康に育ってくれてよかったくらいで性的興奮なんで微塵も感じなかった。
でも今の私は太刀葉の母親であると同時に太刀葉の彼氏で大学生の男だ。
彼女とお風呂に生まれた姿で…初めて彼女の太刀葉と一緒のお風呂♪
そう考えると恥ずかしくなってきちゃうんだけど……でもそれ以上に興奮してしまう自分がいることも否定できなかったりする。
そんなことを考えながらチラリと見ると、彼女は顔を赤くして俯いてしまっていた。きっと私と同じように興奮してしまっているのだろう。
その証拠に股の間が濡れているのが見えてしまっているし♡
ふふっ、可愛い子ね♪
我が子ながら本当に食べちゃいたいくらいだわ♡
aea18006 No.1715
「もう双葉ったら甘えん坊なんだから。いいわよ、おいで?」
「ありがとう、清彦お母さんっ♡」
私もお風呂の中で股を濡らしながら双葉を呼ぶと、双葉は嬉しそうに私の身体に抱きついてくる。
娘ながらに可愛い双葉の頭をなでながら抱きしめ返す。これが私の娘で彼女だなんて、幸せにも程があるわ。
「清彦お母さんったら、くすぐったいよ♡」
そうして笑う双葉を見て、思わず心臓が高鳴っている。双葉の方もドキドキしてるみたいで、心臓の鼓動が聞こえてきちゃう。
真正面から抱きしめ合って、おっぱい同士がむにゅんってぶつかり合う。
お風呂で身体が火照っていたからか、少しぼんやりした頭で、目の前にある双葉の顔を見ると、恋人で母親の私を潤んだ瞳で見つめている。
「清彦お母さん…♡」
吸い付きたくなるような唇で、双葉が『私』の名を呼ぶと、頭の中で清彦君の、男性の性欲がどんどん強くなる。思考の領域を男性の度合いが強く奪い取っていく事で、どんどん「俺」が体の主導権を取り戻していく。
そうだ、俺は双葉の事が好きで愛している母親の清彦だ、同じ相手を大切に思っている二人が一人になったからこそ、母親としては禁忌の、俺としては当然の関係になれる。
「双葉…、んちゅ、ちゅ…っ」
「ふぁ、ん、ちゅ…っ」
気付けば俺達はキスをしていた。母親と娘による恋人としてのキスを。
#No.1659です。
#このままえっちシーンに進むなら、少しこちらが書きましょうか?
69f24953 No.1745
俺達の間に唾液の糸が引かれ、ぷつんと切れるくらいに濃密なキスをして。熱情のこもった瞳でお互いを見る。
あぁ、双葉はなんて可愛いんだろう。こんな可愛い娘に育ってくれて俺と付き合ってくれるなんて、彼氏として母親として俺は幸せな気分だ。
「双葉…、お母さんに、俺に、初めてをくれるか…?」
「勿論だよ、清彦お母さん…♡ 私の初めては、清彦お母さんにあげるね…?」
俺は双葉を優しく抱き寄せ、キスをすると、ゆっくりと舌を絡ませていく。
こんなに美しく育ってくれた娘が可愛い、俺に初めてをくれる彼女が可愛い。
母親と娘であり彼氏と彼女の関係は、本来は歪な筈だ。しかし融合して一人になった事でそれがおかしくなくなっている。それならそれでいい。
ぶつかりあうおっぱい同士が、むちむちと互いに押し付け合って形を変える。心臓の鼓動がより大きく響き、お互いに興奮を伝え合う。
口をもう一度放して、双葉のおっぱいに手を添えて撫でてみると、それに応えるように双葉も俺のおっぱいを撫でてきた。
「ひゃっ♡」
「ふぁっ♡」
甘い声が混じり合う。双葉のおっぱいも小さくはないが、さすがに俺のよりは小さいが、それでも巨乳と言えるほどだ。
お互いのおっぱいを揉み合いながら、もう一度キスをする。舌を絡ませ、唾液を交換しながら、おっぱいと同時に口の中を愛撫する。
そうした睦み事の経験は俺にはなかったが、私としての記憶があって優位に立っていた。
「むちゅ、ちゅ、ん、ふぁ…♡」
双葉の目が蕩けてきたのを感じると、手と口を離し、湯船から上がると、双葉が物足りなそうな、まるでおやつを待ちわびているような顔になっていた。
69f24953 No.1746
「やだぁ…、清彦お母さん、どうして辞めちゃうの…?」
「だって、これだけで終わりたくないだろ?」
だから俺は、双葉に「飛びつきたい」と思わせせるものを見せるのだ。双葉の母親であり彼氏である、俺そのものを。
「ほら、おいで双葉。気持ちよくしてあげるから、俺も気持ちよくして?」
「うん、わかった。清彦お母さん♡」
胸を持ち上げ、お尻を突き出し、身体を強調して見せる。俺も双葉とセックスをしたい。それが女の身体になって、親子の身体でのレズセックスでも。
俺はバスマットの上に座り、脚を大きく広げて、奥まで濡れた私(太刀葉)の女性器を双葉に見せる。
「ほら見て双葉。ここがお前が産まれてきた、俺の身体の私の部分だよ」
「わぁ…っ♡ すごい、清彦お母さんのアソコだぁ…」
「私の身体だから俺のチンコは無いけど、それなら下のお口でキスしよう?」
俺は両手で自分の女性器を広げ、奥を見せる。ひくひくと動いて、今は彼女で娘である双葉を求めている。
そしてそれを目の前で見ている双葉は、ゴクリ、と唾を飲み込んだ後、ゆっくりと俺に覆いかぶさってきた。
「清彦お母さん…、私が、上でいいの…?」
「あぁ、いいよ。おいで?」
俺が両腕を広げると、双葉が覆い被さり、キスをしてくる。舌を絡ませながら俺の女性器に、自分の女性器を擦り付けはじめた。
敏感な部分であることは私が知っている。でも女同士で抱き合うことなんて、俺も私も知らなかった。ぬちゃ、と音を立てて触れ合うたびに快感が走り、思わず声が出てしまう。
「「ふぁっ、あっ、んぅ…っ♡」」
俺と双葉は、敏感な部分を擦り合わせる気持ちよさに、お互い甘い声を上げる
本来ならば俺が上になる筈なのに、初めての行為は双葉が上になっている。倒錯的なセックスをしながら、俺達はお互いにあえいでいく。
69f24953 No.1747
「あっ、はっ♡ はんっ♡ 清彦お母さんのおまんこの熱さっ、私のおまんこで感じてるぅっ♡」
「いいっ♡ いいよ双葉…っ♡ もっと腰を押し付けて♡ おまんこ同士のキス、気持ちいいからっ♡」
双葉は興奮して、さらに激しく擦り付けてくる。俺もそれに合わせるように腰を動かすと、その分気持ちよさと心地よい刺激が、体中を通って頭に届く。
双葉の愛液と俺の愛液が混ざり合い潤滑剤になって、さらに動きが激しくなる。
「清彦お母さん…っ! あんっ♡ 私っ、彼氏で母親の清彦お母さんとっ、おまんここすり合わせてるっ♡ おかしいのに変じゃなくて、変なわけないのにおかしいよぉっ♡」
「いいんだ双葉…っ♡ ぜんぶっ、俺が、お母さんがっ♡ 受け止めてあげるからっ♡」
腰の勢いを止めずに、双葉は喘ぎながらそれでも俺の女性器を攻め続けている。こんな娘が俺の彼女だなんて、とても嬉しく、また誇らしい。俺の方も腰を動かし、双葉の気持ちいい所を探っていく。
「ひゃんっ♡ そこっ♡ いいよぉ清彦お母さんっ♡」
「あぁっ♡ 俺のクリちゃんっ、双葉のナカに入りたいって言ってるのにっ♡ 俺のおまんこ、私のおちんちんっ♡」
敏感なクリトリス同士がこすれ合い、俺達の喘ぎ声が重なっていく。もうすぐイきそうな感覚がしてくる。双葉もイきそうだ。
「はぁんっ♡ 双葉、イって! 俺のおまんこでイって♡♡」
「うんっ♡ イくっ♡ 清彦お母さんのクリちゃんで親子レズセックスしてイっちゃうっ♡♡」
そうして限界が訪れた。
「あぁぁぁっ♡ イくっ♡ 彼氏の清彦お母さんとおまんここすり合わせてっ♡ イっちゃうのぉぉっ♡♡」
「俺も…っ、イくぅ…っ♡ 双葉とおまんこ同士でイクぅぅぅぅ♡♡♡」
俺達は同時に絶頂を迎え、身体をバスマットの上に横たえた。
荒い息を整えるように呼吸を繰り返すと、双葉が嬉しそうに俺の身体に顔をすり寄せる。
「清彦お母さん、大好き…♡」
「あぁ、俺も大好きだよ、双葉…♡」
その後、息が整った後の俺達は、お互いに体を洗いあい、湯船に浸かりなおした後、風呂を出たのだった。
57323136 No.1762
…という言い訳を自分に言い聞かせながら、私はスカートの上からアソコを刺激している。
「んっ♡ あっ♡」
その行為に思わず声が漏れる。だって俺の手だけど私の身体でもあるのだから、自分の身体を触った所で誰に咎められるわけじゃないもの。
俺の若い性欲に引きずられるように、気持ちよくなる度にパンティの中で私のアソコが濡れていく。このままだと敏明さんが帰ってくるまでに、びしょびしょになっちゃいそう。
…マズい! 残った理性を総動員して、俺は慌てて頭の皮を脱ぐ。するとあっという間に太刀葉さんとしての意識が消えた。
どうやら頭の皮を着けると、太刀葉さんとしての意識が使えるようになるが、太刀葉さんとしての思考が強くなってしまうようだ。
それを続けてしまえば、俺は双葉の父親であり、太刀葉さんの夫の敏明さんと夫婦の営みをしてしまうだろう。
俺は火照り始めた体を落ち着かせるように息を整えながら、状況を考える。
俺と太刀葉さんが融合して一人になったのなら、「元々の俺」の環境はどうなっているのだろう。俺であり太刀葉さんなのだから、きっと俺の環境も引き継がれているはずだ。
太刀葉さんの自室に戻り、『自分』の荷物を探る。するとそこには、「新井清彦/井上太刀葉」という、連名の運転免許証と学生証が存在していた。
どうやら今の俺は「俺」であり「太刀葉さん」でもある訳だ。俺が井上太刀葉でもあり、太刀葉さんが新井清彦でもあるという、不思議な状態になっているという事か。
この説明が付けられない状況は、本当に魔法みたいだ。何をされたのかが分からない。
57323136 No.1763
続けて部屋を探してみると、「俺」としての筆記用具や大学に使う道具、「太刀葉さん」の服や下着や化粧道具などがある。俺として動いても太刀葉さんとして動いても、何も問題は無いだろう。
残念なのは、服は太刀葉さんの物しかないため、俺としてはやや気恥ずかしい事になる訳だが。
すると、玄関の扉が開き、誰かが入ってきた。いや、「ただいま」という声も同時に聞こえる。
つまり太刀葉さんの夫である敏明さんが帰ってきたようだ。
俺は少しばかり気後れしながらも玄関に向かい、敏明さんを迎える。
「…お、おかえりなさい、敏明さん」
「あぁ。ただいま、太刀葉」
俺が双葉と付き合っている事は、太刀葉さんも敏明さんも知っている。それでも敏明さんは俺の事を妻である「太刀葉」として見てくれているようだ。
「おかえりなさい、敏明さん。ご飯、今から温めましょうか?」
「そうだな、頼めるかい?」
「それじゃ、やってきますね」
そう言いながら俺は台所に向かい、今日の晩御飯を温めなおす。俺と双葉が風呂に入り、少しばかり時間が経ってしまった事で冷めてしまった。そのまま敏明さんに出すのは、少しばかり物悲しい気分になってしまう。
「…太刀葉」
すると、すぐ普段着に着替えた敏明さんが、後ろに立って、俺の身体を抱きしめた。
57323136 No.1764
「わ…っ、と、敏明さん…っ? 火を使ってるんだから危ないですよっ」
「いいじゃないか。君は双葉の彼氏だけど、俺と夫婦なんだから、これくらい」
そう言いながら敏明さんは俺のお尻を撫で回してくる。その手つきはいやらしく、俺は思わず男の顔のまま、声を上げてしまう。
「んっ♡ あ…っ♡」
「どうした? そんな声を出して」
「だ、だって…、敏明さんが俺の身体を触るからぁ…、ご飯が先じゃ、ないんですか…?」
「お腹は減っているが、今日は久しぶりに妻を抱けるんだ。期待しない訳がないだろ」
軽く笑いながら、敏明さんの腕が俺の腰に回り、抱きしめられる。それだけで「太刀葉さんの身体」は反応してしまう。それ位に、彼を愛しているのだろう。
「ま、待ってください…。敏明さんは、いいんですか? あなたの妻だけど、娘の彼氏を抱くなんて…」
「その事か…、それはね…」
#A:全くもって構わない。妻なんだからいっぱい愛する。
#B:少しばかり考えるものもあるが、妻なのだから抱く。
#C:抱かない。夫婦だけど、双葉と結婚して家族になるまでは我慢すると決めた
f06daf39 No.1767
#B:少しばかり考えるものもあるが、妻なのだから抱く
「確かに少しばかり考えるものもあるが、それでも愛する妻なのだから抱く♡抱きたい♡」
そう言われて胸と下半身が…太刀葉さんの子宮がキュンとする♡
首から下の太刀葉さんの身体が夫の敏明さんの愛を、セックスを求めてる!
嬉しく思う反面、俺の好きなのは娘の双葉であって、お父さんであり中年男性の敏明さんではないのに!?って考えてしまう。
あっ♡顔が近づいてくる♪
キスされる♡
待って!
キスしたい気持ちと男同士のキスは…って躊躇う気持ち。
「待って。顔を被るから」
ポケットに仕舞った太刀葉さんの顔を取り出し再び被る。
被った瞬間、被った感覚は消えて太刀葉さんの顔が俺=私の顔になる。