76846eff No.16
おつかれ、フタバ。幹部を倒した貴女の相手ではなかったわね」
仲間の1人であるマジカル・ワカバが労いの言葉を掛ける。
ワカバちゃんは黒髪ツインテールのクールな美少女♡ しかも小学生にしては発達したおっぱいを持つ逸材だ。
「おつかれー!正義の魔法少女マジカル・フタバ様にかかれば余裕だよ♪」
俺はピースサインで答える。
ちなみにフタバが幹部を倒したというのは3週間の話で、つまり俺がこの身体を手に入れた日だ。
フタバは一騎打ちで幹部を倒したが無傷では済まなかった。
傷つき消耗している隙を突かれ、正義の魔法少女マジカル・フタバは触手怪人に寄生され身体を乗っ取られたのだ。
「油断しちゃダメ。敵だってもっと強力な怪人を送り込んでくるはずよ。それに今倒した怪人、最期の様子がおかしかったわ。」
ワカバちゃんはあの怪人の最期を不審に思っているようだ。
「それは……」
俺が誤魔化そうと口を開いた時、 もう一人の褐色肌の魔法少女マジカル・タチハが抱きついてきた。
「ねーねー!フタバ♪そんなことよりもさー!そろそろ補充の時間じゃなーい?」
そう言って唇を突き出してくる。
タチハちゃんの補充とはキスのことだ。
魔力量の少ないタチハちゃんは戦闘後に仲間から魔力の補充をしているが、粘膜接触による補充は 最も効率が良いらしい。