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「ねね、清彦君。こうやって手でハート作ってみて」
「え?なに?双葉さん」
「いいから、いいから!」
「こ、こうかい?」
なんだか恥ずかしいけど、可愛い双葉さんとお近づきになれるならと思ってやってみた。
「入替ハ~ト♪」
双葉さんがそう言った瞬間、俺は自分の手のハートから何かが発射されるのを感じ…
「え…俺がなんで目の前に?」
お約束を叫んでいた。
かくいう俺はというと
「ふぅ、やっと男の体になれたか。その双葉って女の体、襲われ体質みたいでヒドい目にあったからな」
様子がおかしかった。双葉さんじゃ…ない?
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話を聞くと、とんでもないことが双葉さんの身…というか肉体を中心におきていたようだ。
双葉さん(正確にはその体)には特殊能力があって、手でハートを作った相手と精神を入れ替えることができるらしい。
そして襲われ体質だから電車に乗れば痴漢されるし、街を歩けば強引なナンパにあうし、公園を歩けば茂みにひっぱりこまれてレイプされる。
俺に入ったのは何者かは知らないが、双葉さんじゃなくて、そうやって双葉になってヒドい目にあった男らしい。そして双葉の体を俺に押し付けた、と。
「あの…本物の双葉さんは…?」
「わからないな。俺の前の奴も入れ替えられた男だったらしいし。それよりとりあえず、さ」
いきなり俺は俺を押し倒した。
「な、何を…!?」
「今までその体でヒドい目にあってきたんだ。一発ぐらい俺も楽しんだっていいだろ?大丈夫、気持ちいいとこは分かってるしさ」
さっそく襲われ体質が発動していた。
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「あんっ♡んあぁんっ♡だめっ♡感じちゃっ♡ダメなのにぃっ♡」
襲われ体質による数々の性行為によって、双葉さんの身体は開発され尽くされていて、俺は双葉さんの喉で甲高い喘ぎ声を奏で続けていた。
「へへっ、初めてでここまで喘ぐなんて、お前もしかして女の才能があるんじゃないか?おらっ!」
「ひゃぅぅぅっ♡♡♡ちがっ、違うっ!そんなんじゃんあぁあぁっ♡♡♡」
俺のだった声が煽ってくるのに抵抗しようとしたものの、身体に力が入らない。こいつが上手いのか、双葉さんの身体が気持ち良すぎるのかはわからないが、もはや立ってすら居られなくなってしまう。
「何を嫌がってんだよ?そこまで女の身体で気持ちよくなっててよ?俺は身体奪われて自分に犯された時、もっと気持ち悪かったぞ?」
「やだっ♡こんなっ♡こんな体っ♡こんな体質っ♡」
そうだ、絶対に嫌だ。どれだけ気持ちよかろうと、いつでもどこでも男に襲われるような体で居るなんて気が狂いそうだ。早く逃げて、誰かと入れ替わらないと……!
「その体質だけが嫌ならよ、女の身体と入れ替わればいいじゃねえか?」
「ぇ……?」
その言葉に衝撃を受ける俺に、俺の声と顔を奪った男は続ける。
「俺はどうしても男に戻りたいと思い続けてこの体に入ったが、ハートを作りさえすれば誰とだって入れ替われるんだからな。女とだって入れ替われるさ」
「おんな、と……んぅぅっ♡♡♡」
心が揺れるのがはっきりと分かった。双葉の可愛らしい女の容姿を利用すれば、女の子にハートを作らせることなんて難しくはないだろう。男として産まれ、男として生きてきた俺が、女の子の身体に、人生に乗り換える……
そう考えるだけで、子宮がキュンキュンと熱くなるのを感じてしまう。
「その双葉って女の体にはロックが掛かってるみたいだけど、入れ替わったやつの身体からは記憶が読めるみたいぞ?お前の記憶も流れてきたからな。女と入れ替わったら、そいつが女として産まれて、女として生活してきた記憶の全部が手に入るんだ。そうなったらもう、お前がその女そのものになるんだ。名前も、カラダも、全部お前のものにな?……育ちざかりの女子高生だろうが、雑誌に載りまくってるスーパーモデルだろうが、お前が抜いたこともあるようなエロい体付きのグラビアアイドルだろうが、人生が約束された金持ちの嫁だろうが、誰にだってなれる訳だ。ま、お前が女に乗り換えようが男に乗り換えようが、前の自由だけどな?」
ひとしきり俺を犯した俺の身体は、そう言って去っていく。あいつが再び俺にハートをしてくれることはないから、あの体にはもう戻れない。なら、俺は……
#A) このまま犯され体質の双葉として生きていく。
#B) 誰か理想の女を見つけて入れ替わり、その女として生きていく。
#C) 断固たる意思で男と入れ替わり、男に戻る。
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#B
難しい決断だと思った。女のほうがイイか、やっぱり男に戻るべきなのか。その決心がつくまで双葉として生きていくほうが無難だと最初は思った。
だがよく考えてみた。
男でも女でも、俺と…双葉と入れ替わった奴は双葉の体から出たがるに違いない。つまりもう一度双葉の体と入替てやりなおしはいくらでもできるのだ。
そう考えると犯され体質の双葉のままでいるほうが危うい。さっきはあまりに気持ちよかった。体だけじゃなく、俺自身まで犯され性癖になる危険があった。
ならば話は簡単だ。まず女の人生をためして、だめだったらもう一度双葉になりやりなおす。
どうせだったら気持ちよさそうな体の女がいい。だがやはり男とはヤりたくない。つまり…レズだな。
そういえば太刀葉先輩がレズだって噂だし、すげーエロい体してたな。
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先ず、双葉について情報に関してだが。女友達は一応何人か居るのだが、襲われ体質のせいで何回も警察に報告した事もあった。その為、今回は幸運にも俺が双葉と仲良くなったことで入れ替わりを続行したと言う感じだけど。
(今回限りだが俺に"運"が付いて来たな…ッ!)
双葉のスマホから予定表をタップして見てみると、今夜は女子会と書いておりそこには太刀葉先輩が参加する予定であり、お泊まり会とかすると書いてあった。参加者は双葉、太刀葉、愛葉、本葉の4人であり、太刀葉先輩の家で女子トークとか色々とすると書いてある。もし、俺が入替ハートとかしなかった場合の事も考えて保険をかけていることも判明した。
(よし、今夜は太刀葉先輩の家でお泊まり会。誰でも良いから何が何でも入れ替えハートで入れ替わるんだ…ッ!)
こうして俺は双葉の記憶を引き寄せて、口調とか雰囲気も完璧に双葉として成りすました上で女子会に挑むことになった。
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双葉の家は近くにあったから、幾つか荷物整理をしていると幾つか解った事がある。入替ハートの能力を使う事が出来る事が出来るのは双葉の肉体じゃないと駄目なのかと思ったら、実際は違う。それは"異性との入れ替わり"が1回きりだと言う事。
つまり俺が双葉の身体から別の女の身体になったとしても、入れ替えハートは使用する事は可能となる。奴は男の身体に戻った事で二度と女の身体に戻る事が無いのだが、最大の問題点は1つ浮上してしまう。先程の事を思い出すと、入れ替わってしまうと、入れ替わった人物は別の身体だと認識されてしまうからパニックになる事は間違い無いと考えていたのだが。"それは異性の入れ替わり"だけに発生するレアケースだった。同性との入れ替わりでは先程のような別の身体になっていると言う違和感とかは一切発生せず、ハートさえ作りさえすれば幾らでも使用する事が出来る。
さっきアイツは男の身体に戻りたかった理由についてだが、2度目の人生を過ごしたいと考えたからだが。もはや俺にとっては関係ないことだ、双葉の肉体から誰と入れ替わるべきなのかしっかりと考えなければならないのだから。
「双葉ー、お迎えが来たわよ」
「はーい!今、行きます!」
双葉の母親に呼ばれた俺は女子会に参加するための荷物を持って双葉の友人である愛葉と一緒に向かう事になっていたのだから。