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「どうだ? この姿なら清彦の望み通りか?」
俺の目の前に、素晴らしいプロポーションのギャルがいる。
こいつはTSF星人という宇宙人で、名前はトゥー・シア・フィイ。何を言ってるのかと思うだろうが、真実なのでご了承いただきたい。
俺は先日、行き倒れていたトゥー・シア・フィイを助けた。彼曰く、TSF星人は地球の人間とは食性が違い、地球の食べ物が一切受け入れられないのだという。
水は飲めるのだが、それだけではエネルギーが足りず、倒れていたところを俺が助けた形になる。
そして話を聞いていると、TSF星人は「オルゴン」と呼ばれるエネルギーを食事にしており、それは性的快楽の果てに放出されるという。
同時に、TSF星人は人間で言うところの男しかおらず、オルゴンを得る(食事を取る)ために、やってきた星の女の姿を取るという。
俺はオルゴンをトゥー・シア・フィイに分け与え、命を助けたことになるが、その時の光景は省略しよう。多分誰も楽しくない。
そしてトゥー・シア・フィイは俺から効率的にオルゴンを摂取するため、地球人の女性の姿になった。それが目の前のギャルなのだ。
「それで、その姿はどうやって作ったんだ?」
「あぁ、体内構造まで完全に機能するスキンスーツを用意した。TSF星人は姿を変える技術を複数持つが、コレはその一つだ」
なるほど、スペーステック。地球以上の技術を持っているということだな。外宇宙から地球に来るんだからそもそもの土台が違っていたか。
「…もう一つ訊くが、その皮の作成方法は?」
「それはだな…」
#A.特定のモデルがいない人工皮
#B.生きてる人間を使った加工皮
#C.写真から生成した人工皮
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「ちなみにその身体なら食事は大丈夫なんじゃ?」
「食べ物を食べるという行為、行動はできるがオルゴンを摂取することはできないから清彦の協力が必要だ。
というかオルゴンを摂取するために人間の女性のこの身体が必要なのだ」
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「細かい話をするとややこしくなるが、食事は『この皮を生かすための栄養』、オルゴンは『自分が生きる為の栄養』だと思ってくれればいい。それぞれ必要になるわけだな」
「とりあえず、それぞれ別個で必要なのは分かった。…で、オルゴンをどうやって渡せばいい? またオナニーしなきゃいけないのか?」
「何をいう。もっと簡単な方法があるだろう」
そう言うと、ギャルの姿をしたトゥー・シア・フィイは俺に体を摺り寄せてくる。
「男女が効率よくオルゴンを放出する方法、セックスがあるじゃないか」