[ futaba / tachiha / aiba / honba / aoba / b ] [ main / recent post ]

/tachiha/ - たちは板κ

リレー小説用
Name
Options
Subject
Comment
File
Password (For file deletion.)

File: 1731750454143.jpg (310.24 KB, 1544x1080, 124049721_p0.jpg)

88c69cf2 No.1162

b0d780a7 No.1164

「ケケケ!バカな女だぜ!こんなに強い力があるならサッサと俺を始末しちまえば良かったのに、嬲ってきたお陰で体に入り込むことが出来たんだからな!宿主と俺の人格入れ替えも成功したし、あとは元こいつをこの体からひり出せば、晴れて俺がこの身体の持ち主ってわけだ!おら!さっさとこの体から出ていきやがれ!」
「ギ……ギギィ…………(くっ…私の身体、返しなさい……!)」

7187e427 No.1356

本能的なモノだったのかも知れない!

魂を入れ換えられ、寄生生物になってしまった私は咄嗟に身体を捻ると元は私の身体だった口の中に飛び込んだ!

d1896409 No.1876

寄生蟲型悪霊の身体になってしまった私は乗っ取られた自分本来の身体の心臓や脳を通って再び自分の存在を主張し始めた。
自分の身体の中で、私はキヨヒコ…私の身体を乗っ取った寄生蟲型悪霊にたった今名付けた名前だ。
いちいち寄生蟲型悪霊なんて言うのは面倒くさいし…キヨヒコから私の身体の制御を奪い返すチャンスを見つけようとしていた。
しかしキヨヒコの力は強力で私の霊力は徐々に消耗していった。

d1896409 No.1877

キヨヒコの視点:

「くそっ、こいつしぶといな…!」

彼女の魂が体内で動き回るのを感じオレ様は焦りを覚えた。
だが彼女の霊力が消耗するのを待つしかない。
オレ様は彼女の身体を強引に動かし彼女の感覚を混乱させようとした。

d1896409 No.1885

File: 1739685064558.jpg (343.1 KB, 1520x1520, 1739684690456~2.jpg)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




【太刀葉の視点】
精神が限界に達し私は意識を失った。
最後の意識が消える瞬間まで私は自分の身体を取り戻すための抵抗を続けていた。

【キヨヒコの視点】
ふぅ~、ようやく彼女が意識を失った。
オレ様は彼女の身体を完全に支配できたと思ったが彼女の魂はまだ存在していることを感じていた。
ここでオレ様は彼女の身体を利用し、さらなる力を得るための手段を講じる必要があった。

「これがオレ様の身体だ!」

彼女の身体を使ってこの周辺の悪霊たちに対して力を見せつける。
まぁお披露目ってやつだ。
悪霊世界は暴力が正義。
強い奴が自分より弱い奴らを好きにできる。

彼女の霊力が回復しない限り、オレ様がこの身体の持ち主であることは変わらないからな。
この太刀葉って退魔師の霊力は強く、その霊力をオレ様は自分の霊力として使い、このエリアを支配し君臨するのだ♪

d1896409 No.1886

【太刀葉視点】

再び意識が覚醒したのは1時間後だった。

キヨヒコの支配はまるで自分が影のように感じられた。
私の身体は私の意志とは無関係に動き、私の思いを無視してキヨヒコの欲望を叶えていた。
私の存在は自分の身体の中で徐々に薄れていくかのようだった。

しかし私はあきらめなかった。
自分の身体を取り戻すため、私はキヨヒコの存在を感知し内側から抵抗を試みた。
私の魂は彼の力に抵抗するために微細な動きででも自分の存在を示す努力を続けた。
私の霊力は弱まっていたが私の意志は強かった。

「くっ…私の身体、返して…!」

私の声はもはや外には響かず、心の中での呟きとなっていた。
だがそれでも自分自身に言い聞かせるように私はキヨヒコに対する抵抗を続けた。
私の魂は身体の奥深くから彼の支配を少しずつ崩し始めた。

キヨヒコの力は強大だったが私は自分の身体の内部にいるすべてのエネルギーを集め、
彼が微かに見逃した隙間を探し続けた。
彼の支配の隙間を見つけ出し、そこから自分の存在を広げていく。
たとえそれが一瞬のチャンスであっても私はそれを逃すまいと決意した。

「これが…最後のチャンスだ…!」

私はキヨヒコの支配が一時的に緩む瞬間を虎視眈々と狙い待ち続けた!

そしてその瞬間が来たとき、私は全ての力を注ぎ彼との最終決戦に臨む覚悟だった!

d1896409 No.1890

【太刀葉視点】

キヨヒコは、私の身体を自分のものと確信し、悪霊たちに対して力を見せびらかすために少しの隙を見せた。
それは僅かな油断であり、私にとっては唯一のチャンスだった。

「今だ!」

私の魂は彼の支配が緩んだその隙間に、自分の存在を強くアピールし始めた。
私は自分の身体の細胞一つ一つに呼びかけるかのように霊力を集中させた。
私の意識はまるで稲妻のように身体の中を駆け巡り、キヨヒコの制御を崩すチャンスを掴んだ。

キヨヒコは驚いたようだった。
「何…?この力は…!」

私は彼が一瞬でも私の存在を認識したその隙に自分の身体を取り戻すべく最後の力を振り絞った。
私の霊力は底をつきかけていたが、私の魂は怒りそして愛で燃えていた。それは、自分自身を守るための純粋な意志だった。

「私の身体を取り戻す!」

私の魂はキヨヒコの存在を押し出すかのように膨張し、身体の支配権を奪還し始めた。
しかしキヨヒコも負けじと抵抗し、私の魂と激しく戦った。
私の身体は内側から二つの意志で引き裂かれそうになっていた。

「まだ…まだだ!」

私の意志はキヨヒコの存在を徐々に押し出していった。
だが彼の力は強く、私の霊力は消耗し続けていた。

私は自分が寄生蟲型悪霊として消滅する前にキヨヒコと身体をキヨヒコの能力で入れ替えてから彼を追い出す必要があった。

そして、ついにその時が来た。
キヨヒコの存在が弱まり私の身体の支配権から引きはがされる瞬間だった。

彼は最後の抵抗として身体を入れ替え、私の身体から出ようとしたが私はその瞬間を見逃さなかった。

「出ていけ!」

私の声は心の底から響き、私の退魔師の力がキヨヒコに直撃し消えていく!

キヨヒコの気配が消え去った時に私は自分の身体を取り戻し、崩れ落ちそうになる意識を保つために全力を尽くした。

d1896409 No.1893

File: 1739698251395.jpg (195.67 KB, 1968x1168, 1739696388768.jpg)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【静寂の後】

私が意識を取り戻したとき周囲は静寂に包まれていた。
キヨヒコが集めた悪霊は私とキヨヒコの戦いに怯え逃げていったから。

恐ろしい寄生蟲型悪霊キヨヒコは消え去り、私の身体は再び私のものとなった。

しかしその勝利の代償は大きかった。
私の霊力は限界まで消耗し身体は疲労に苛まれていた。

「これで…終わり…じゃない。退魔師の本部に…大社に報告しないと…」

私は自分の身体を再び感じることができた喜びと、しかしこの戦いが私に残した傷の深さを同時に感じていた。
だが今は休息が必要だった。
私は次の戦いに備えるために力を回復させなければならない。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「私はまだまだ未熟だ……敵の強さを見誤り……自分だけでなく…仲間にも危険に晒した…私は全然強くない……」
太刀葉になりすまし潜入し、退魔師の本部大社に破壊工作とかをした可能性だってあったのだ。

62356b26 No.1907

明かりが細かく切り取られた廃墟はかつて聖地と呼ばれた場所だったが今はその輝きを失い、悪霊たちの棲家と化していた。
立ち並ぶ石柱は崩れかけ苔が壁を覆い、時折風が吹き荒ぶとまるで廃墟自体が息づいているかのように音を立てた。

太刀葉はその廃墟の中央に立っていた。
彼女の呼吸は荒く、胸が上下する度に戦闘の疲労が痛感される。

【太刀葉視点】
「後悔と反省は終わり!まだやらないといけない事があるんだから!」
涙を拭いて歩き出す。

私の回復はゆっくりとしたものだった。
霊力の消耗は深く、心身ともに疲労が残っていたが再び立ち上がる必要があった。
太刀葉として、退魔師としての使命が私を動かした。

62356b26 No.1908

キヨヒコとの戦いで消耗した霊力と身体を休憩し回復に努めながら歩く。

時折風が吹き荒ぶとまるで廃墟自体が息づいているかのように音を立てたが、それ以外は静かだった。

しかし静寂が続くことはなかった。
キヨヒコが消えても悪霊たちの存在は依然としてこの世界を脅かし続けていた。
私が休息している間に、再び悪霊たちの気配が近づいてきた。

「フン、今の私になら勝てると思われたみたいね。
舐められたものね。死んで後悔するがいいわ」

62356b26 No.1910

先ほどまでキヨヒコが誇っていた悪霊の群れとは違う群れのようだ。
殺意マシマシ。

キヨヒコの戦いで消耗した私の霊力は完全には回復しておらず、以前のように強力な力を発揮することは難しかった。
それでも半数を蹴散らした!

僅かに残っていた霊力をすり減らして。

だがそれもヤツの作戦だったのかも知れない。

突然、闇から一つの存在が浮かび上がった。
シャドウ。
彼の姿はまるで影そのもので形を持たず、どこからともなく冷笑が聞こえる。

「おやおや、太刀葉さん、こんなに弱っているとはね。
万全な貴女を叩き潰してこそだったのに〜、
でも今なら貴女に以前喰らわされた傷の恨みを存分に返せますねぇ~♪」

彼はキヨヒコとは違う種類の悪霊で、より狡猾で恐ろしい力を持っていた。

「シャドウ…フン、また私にボコられて無様に逃げ出すのかしらね?」

虚勢を張るがシャドウはニヤリと笑っただけだった。
今の私の状態をよくわかっているのだろう。
「おぉ~怖い怖い…ヒヒヒ」

シャドウの声は冷たく、深い闇を感じさせた。

62356b26 No.1911

シャドウは闇そのものから現れたかのように、突然目の前に立ちはだかった。
彼の姿は、黒く濃密な影のようなもので形は変幻自在。
冷笑的な声が廃墟の中に響く。

シャドウの冷たい笑いと共に、影が無数の刃となって太刀葉に襲い掛かった!

彼女はそれらを避けようと身を低くし、転がりながら反撃の機会をうかがったが
つい先程までのキヨヒコとの戦いからろくに回復していない身体は重く、動きは明らかに鈍かった。
霊力の弾を放ち、霊的結界の防御バリアを張るも彼女の力は明らかに衰えていた。

シャドウは彼女の動きを見て取ると、笑みを浮かべながら更なる攻撃を開始した。

「くっ…!」

私は自身の能力を最大限に活用し、彼の攻撃をかわしつつ反撃の機会をうかがった。

しかしシャドウの力は以前戦った時から遥かに強くなっていて
霊力を消耗しきっている私は彼の前に徐々に追い詰められていった。

影は壁となり太刀葉を囲み始め、彼女の逃げ場を奪っていった。

62356b26 No.1912

彼女は影の間から這い出そうともがいたが影は彼女を中心に収縮し逃げる余地を一切与えなかった。

恐怖と決意が太刀葉の心を支配していた。
彼女は仲間たちの顔、守らなければならない人々の笑顔を思い出し、決して諦めようとはしなかった。
しかしその決意もシャドウの圧倒的な力の前では儚かった。

「くっ…」

彼女は最後の力を振り絞り退魔の呪文を唱えようとした。
しかしシャドウの影が口を塞ぎ、呪文は途中で途切れた。
影は彼女を強く締め付け苦痛が彼女の表情を歪める。
膝が地面に着き、彼女はついに耐え切れず意識が遠のき始めた。

シャドウの影はさらに彼女を包み込み太刀葉の身体を貫いた。
彼女はうめき声を上げ、遂に気絶した。
彼女の身体が崩れ落ちる音が廃墟に響き、太刀葉の意識が途切れたと同時に静寂が再び訪れた。

シャドウは彼女を見下ろし満足げに笑った。

「さようなら美しき退魔師よ。君の命もここで終わりだ。ワタシの糧となれ」

シャドウは太刀葉の霊力を吸収する準備を始め、廃墟の中は彼の勝ち誇る声だけが響き渡った。

8adbe86a No.1915

夜の廃墟は月明かりさえも拒むかのような深い闇に包まれていた。
そこに太刀葉の身体が冷たい地面に倒れ伏していた。

彼女はシャドウの攻撃に屈し昏倒していた。

意識を失い倒れ伏した太刀葉にシャドウの黒き影が伸び、彼女の周囲はシャドウの影と一体となる。
闇が彼女を取り囲み、まるで彼女自身がその影の一部であるかのような錯覚を生む。

その瞬間、太刀葉の周りが一変する!
太刀葉の周囲が巨大な口👄と化したのだ!
シャドウは巨大な口を開き、太刀葉を一飲みにしようとしていた。
その口は暗黒から生まれたかのように深淵で、何もかもを飲み込む力を持っていた。

8adbe86a No.1917

File: 1739809597298.jpg (257.66 KB, 1776x1296, 1739809344070.jpg)

だが次の瞬間、シャドウの口の中で強烈な光が炸裂した。
霊力の弾が爆発し、シャドウは激痛と驚愕の叫び声を上げる!

意識を失った太刀葉が、明確な意思で手をシャドウの口に向けて放った一撃だった。

「オレ様ごと喰おうとするんじゃねぇ!!💢」と太刀葉が叫んだ。

否、太刀葉ではない!

キヨヒコだ!
キヨヒコが太刀葉の声を、彼女の身体を使いシャドウに抵抗したのだ!

彼は消滅してはいなかった!

寄生蟲型の特質を活かし、太刀葉の体内でしぶとく生き延びていたのだ!

彼女の意識が闇に落ちた為、再びその身体を支配したのだった!

2ac44b0f No.1919


「だからなんだ?なら俺が気持ちよくしてやるから、キヨヒコは太刀葉の身体でおとなしく俺に犯されろwww
お前は大人しく太刀葉の身体で快感に溺れ、そのまま俺の栄養源になってろwww」
とシャドウは嘲笑う。

悪霊たちにはキヨヒコの存在などどうでもよかった。
彼ら悪霊には仲間意識など全くない。
弱肉強食。
ただ、力を得るための手段であるだけだ。

「ふざけんな!太刀葉はオレ様のモンだ!
てめぇらには髪の毛一本だってくれてやらねぇ!」

悪霊たちにとって太刀葉の若さと美しさ、そしてそれに伴う太刀葉の肉体から発生する涎、汗、愛液などの体液は彼らの力を増大させる源だった。
その官能的な香りと甘露は悪霊たちの欲望を刺激し、彼女の霊力を吸収する手段となっていた。
キヨヒコはそんな悪霊たちの攻撃に耐え、反撃を強いる必要があった。

戦いは一触即発の緊張感に包まれていた。
キヨヒコは太刀葉の身体になっても当然退魔師としての退魔の力は使えない。
しかし、そうであるからこそ彼は自身の特性を活かした別の戦術を取る。

キヨヒコは寄生蟲としての特質を利用し、太刀葉の指先から霊的な外骨格を再構成した。
まるで長さ1メートルの真っ赤な爪のように見えるこれはキヨヒコの霊気を纏った鋭利な刃物そのものだった。
この真っ赤な長爪は物理的な物質だけでなく、霊体をも切り裂く力を有していた。

シャドウ配下の悪霊たちが群れをなして襲い掛かってくる中、キヨヒコは太刀葉の身体を使いその真っ赤な刃を振るう。
悪霊たちはキヨヒコの霊気に包まれた爪によって次々と切り刻まれ消滅させられる。
血のような霊気が廃墟の闇に飛び散り、悪霊たちの叫び声が夜気を裂く。

キヨヒコは太刀葉の指先から生やした刃を使い、巧みに悪霊たちの攻撃をかわしながら反撃を繰り返す。
シャドウの影が迫るたびに彼はその刃で影を切り裂きシャドウの計画を打ち砕こうと抗う。

戦いは熾烈さを増し、キヨヒコは太刀葉の身体を使って自身の寄生蟲としての能力を最大限に引き出す。
それでも太刀葉の身体は消耗し、キヨヒコもまた彼女の身体を守るための戦いの中で自身の限界を感じていた。

「くそっ、オレ様は負けない!」
と、キヨヒコは太刀葉の声で叫びシャドウの攻撃を避けつつ、何か逆転の一手を必死に考える!



[Return][Go to top] Catalog [Post a Reply]
Delete Post [ ]
[ futaba / tachiha / aiba / honba / aoba / b ] [ main / recent post ]