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「やー、よしひこガンバってるね~」
「はやくカミングアウトした方がラクだよ?」
お気楽な二人に言い返す。
「うるさい! オレはお前らと違う! オレは呪いを打ち破って、男に戻るんだ!」
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「ふう~ん」
「意地はっちゃって」
「あ、ボク、なんでよしひこが男でいたいか知っているよ」
「なになに?」
「ほら、はるあき先輩知ってる?
「ああ~、あのちょっとカッコいい」
「よしひこは、女の子になったら先輩のそばにいられないかも、と思ってるんだ」
「よしひこ、可愛いのにね」「ね~」
二人の言葉に、オレは顔が火照るのを感じる。
「か、からかうな! とにかく、オレはお前ら女の仲間入りは、絶対、しないからな!」
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オレの強い宣言に、きよひこととしあきはちらっと視線を合わせ、うなずきを交わした。なんだ? 何をする気だ?
しゃがんでいた二人が、パッとスカートの前を持ち上げる。オレは目を見はった。二人とも、「はいて」なかったのだ。薄い陰毛と、綺麗なスジがあらわになる。
そして、軽く体を震わせると……スジの合わせ目から、黄金色した液体が噴き出した。
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シャアア~と響く音、弾ける流水。
ヤバい!
違和感を持たれないよう、体が女になってから、オレは学校ではトイレを控えるようにしている。今も、家に帰ってからにしようと、膀胱は満タンに近い。
それなのに、こんな音、こんな光景を見せられたら……。
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オレは、辛うじて、股間を直に押さえるのだけは堪えた。しかし、両方の拳を固く握るのと、左右の太ももをぎゅっと擦りわせ、内股になるのは抑えられなかった。
ズボンの中では、彼女たちのと同じかたちをした部位が、わたしも出したい、放出して楽になりたいとわめいている。いや、もうジワりジワりと漏れだし、決壊は目前に迫っている。
「ううっ、ひ、卑怯だぞ!」
オレはベルトを外しズボンと下着をまとめて下げると、蹴り飛ばすようにして両脚を抜いた。そのまま前に出てしゃがみこむ。待ちかねたように、オレのワレメの間からも、黄金色の熱い液体が噴き出した。
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ジョアア~。大空の下、三人の音が揃う。オレは、解放感に満たされる。久々に、三人の気持ちが一つになった気がした。
気がした、だけだった。一足先におしっこを始めたきよひこととしあきは、やっぱり一足先におしっこを終えると、オレが脱ぎ捨てたズボンと下着に飛びついた。
「や、やめろ!」声で牽制しても、まだおしっこの最中のオレはその場を動けない。
「へえ~、よしひこ、なかもちゃんとブリーフなんだ」
「シミの形は女の子だけどね」
クスクスと、二人は口を揃えて笑うと、オレの服を持ったまま駆け出して行った。やっとおしっこを終えたオレも追いかけるか、お尻は剥き出し、前だけ辛うじて隠すという格好では、とても追い付けない。
「あ、はるあきセンパイ!」
まずい! こんな格好見られたら……。
その時、きよひこがオレの服をぽーんと高く投げた。オレはそれを取ろうと両腕も背も高く伸ばし……。